自然環境保全

自然環境保全

自然環境保全の協力の概要

世界では、資源の大量消費や大規模な開発の結果、森林や湿地の減少、沿岸生態系の劣化、土壌劣化、生物種の絶滅など自然環境の破壊が急速に進んでいます。自然環境は、食料、衣服や医薬品など、私たちの生活に欠かせない様々な資源を提供するともに、気候、水の浄化や防災など、私たちが安全・快適に生活する条件を調整する機能を有しており、生態系サービス(注)の劣化や崩壊は、人類の生存基盤の根幹を揺るがす問題につながります。

特に、開発途上国では、人々が貧困のために自然環境を破壊し、そのことがますます貧困を深刻化していくという環境の劣化と貧困の悪循環が起きています。地球上で失われつつある森林や湿地などの自然環境を保全し、生態系と人間活動の調和がとれた社会づくりに貢献することが国際社会の一員として求められています。

JICAは、「持続可能な森林管理を通じた気候変動対策」「脆弱なコミュニティの生計向上のための持続的な自然資源利用」「保護区及び周辺のバッファーゾーン(緩衝地帯)管理を通じた生物多様性保全」という3つの戦略課題を定め、開発途上国の自然環境保全に取り組んでいます。JICAの自然環境保全分野の協力に関する最新の情報を「自然環境だより」にて紹介しています。ぜひご参照下さい。

(注)生態系が人類社会に提供するあらゆる便益のこと

森から世界を変えるREDD+プラットフォームの設立

【写真】

「持続可能な森林管理を通じた気候変動対策」として、熱帯林保全は大きなポテンシャルを持っています。官民連携で途上国の森林保全活動を巡る様々な課題を解決し、オールジャパンで推進していくことを目的として、2014年から2020年までの緊急行動計画を提唱し、「森から世界を変えるREDD+プラットフォーム」を設立することとなりました。

設立の趣旨や分科会活動等につきましては、以下のリンクからご参照ください。