バンガロールメトロが開業 ―交通事情の改善を後押し―

2011年11月2日

2011年10月20日、インド南部カルナタカ州のバンガロールで、コルカタ、デリーに続き、インドで3番目のメトロとなる、「バンガロールメトロ」が部分開業しました。開業式には、インド都市開発省カマルナート大臣、カルナタカ州ゴーダー首相、在インド日本大使館斎木大使、JICAインド事務所山中所長、そしてこの日を待ちわびた大勢のバンガロール市民が参加し、盛大に行われました。

インド政府からは、これまでの日本の支援に対する感謝の意が述べられ、また東日本大震災の被災者への支援として、赤十字社に1,000万ルピー(約1,600万円)の寄付金が手渡されました。

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開業式の会場を埋め尽くすバンガロール市民

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斎木大使によるスピーチ

本地下鉄は、交通渋滞が深刻化しているバンガロールに、東西線・南北線の2路線42.3kmを整備するもので、総事業費は3,068億円、うち約2割にあたる655億円を円借款で支援しています。今回開業したのは東西線の一部区間7kmで、全線開通は2013年を予定しています。

本事業のコンサルタントはオリエンタルコンサルタンツが、車両は三菱商事/三菱電機、トンネル掘進機は日立造船が納入しており、日本企業の技術を活かして事業が進められています。

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日本の技術が活かされた車両

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順調に進められているトンネル工事

バンガロールの人口は、2001年の570万人から2011年の810万人へと急増しており、自動車登録台数の伸びも著しく、市内主要道路の平均時速は約13kmとなっています。JICAは、「バンガロール地下鉄」の建設により、交通渋滞の緩和と自動車公害の減少を通じた、都市環境の改善を後押しします。

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記念すべき始発列車

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日印協力を象徴する駅構内の垂れ幕

インド事務所