緊急援助ニュースリリース
第三報
2010年01月19日
JICAは13日朝(日本時間)にハイチにおいて発生した甚大な地震災害に対し、国際緊急援助隊(JDR)医療チームの派遣、及び緊急援助物資の供与を実施中です。その後の経過についてお知らせします。
1.医療チームの派遣
<現地到着>
総勢25名の医療チームは成田空港からJALのチャーター便で、16日(土)(現地時間。以下、同様。)夕刻マイアミに到着。翌17日(日)の朝、自衛隊輸送機によりハイチの首都ポルトープランスに移動した後、陸路でポルトープランスから更に南西40kmのレオガンへ2時間かけて移動し、17:00頃に活動地となる看護学校へ到着しました。
活動地については、先に現地入りしている調査チームが情報収集した結果をJICA本部と相談の上、決定しました。レオガンは人口13万4千人の都市で、国連人道問題調整事務所(OCHA)の発表によると建物の8〜9割が倒壊した地区と伝えられています。また、安全対策として、同地にPKO活動の司令部及び駐屯地を敷いているスリランカ軍による警護を得られる事となりました。
<診療活動の開始>
診療活動初日となる18日(月)は朝7:30から診療所テントの設営作業を行い、10:45より診療を開始しました。
テントを訪れた患者は、過去のJDR医療チーム派遣と比較しても例が無いほど、外傷による重傷者が多くなっています。初日の診療は緊急度の高い重傷者30名ほどの診療に絞りました。また一部の患者については、終夜の対応が迫られることから、チーム内で夜勤体制をとっています。チームが活動しているレオガンには、後方搬送できる病院が無いため、対応策も検討中です。
19日(火)は、同地で活動している国境なき医師団も合流して、手分けをしながら患者の対応に当たる予定です。
2.物資供与
JICAマイアミ備蓄倉庫から放出した緊急援助物資は、ほぼ全量をチャーター便によりポルト−プランスへ輸送済みです。近々、救援物資の受け入れ調整を主管しているIOM(国際移住機関)を受取人とした供与式を実施予定です。
(1) 援助物資内容
1)テント: 250張
2)毛布: 7,090枚
3)プラスチックシート: 80枚
4)スリーピングパッド: 800枚
5)ポリタンク: 1,080個
6)浄水器: 20台
(2) 援助物資経費概算
約3,000万円
以 上
警護に当たってくれているスリランカ軍と