フィリピン共和国における台風被害に対する国際緊急援助隊・医療チームの派遣 第10報 (医療チームの診療活動)

2013年11月17日

レイテ島タクロバンのリサール公園にて診療活動を継続している国際緊急援助隊医療チームは、フィリピン保健省の要望で西サマール州のバサイ市へ調査チームを派遣しました。現地の関係者によると、同地域の人口は約3万人。海が近く、今回の台風による高波や暴風雨等により、約600名が死亡したと言われています。
現場を訪れたところ、唯一の医療機関であったバサイ市地域病院では、病院のほとんどの屋根が飛ばされ、雨ざらしになっている状態でした。わずかに屋根が残っている箇所で、残った医師1名と看護師1名のみ(被災前は医師4名、看護師7名)で診療を継続しており、外部からの支援もないことが分かりました。
チームから雨漏りを防ぐためのビニールシートを渡したところ、とても喜ばれました。チームは今後同病院の支援準備を進めますが、まずは医療活動を行うための環境整備が必要となるため、明日は、病院内のがれき撤去を支援することとしています。

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深刻な打撃を受けたバサイ市の様子

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唯一の病院もほぼ全壊に近い状態