こどもの未来を拓く、科学と国際協力 ~JICA関西展示ブース、大阪科学技術館に開設!~

2019年7月17日

JICAブース(大阪科学技術館)

大阪科学技術館改装披露

 こどもの頃、何に興味がありましたか?
 こどもの頃、どんな仕事をしたいと思っていましたか?
 こどもの頃、どんな未来を思い描いていましたか?

2019年7月12日、JICA関西は、国際協力とSDGs(Sustainable Development Goals: 持続可能な開発目標)を子供たちが分かりやすく学べる展示コーナーを、大阪科学技術館に開設しました。

大阪科学技術館は1963年の開館から今年で56年。2年毎に出展内容に変更を加え、常に最新の科学技術や産業技術を子供たちに普及・啓発してきた、老舗の科学技術館です。

7月12日は33回目の改装オープンの日。新統一テーマ「見つけよう!未来を支える科学技術」のもと、様々な研究機関や民間企業が、「ワイヤレス充電」や「くらしに役立つ水素のちから」、「宇宙開発」や「量子」などについて、ゲームを通じて子供たちが楽しく学べる場として改装されました。

なぜ、そんな科学技術館にJICAが展示コーナーをオープンするのか。こたえは、科学技術、産業技術と共に、国際協力や我々JICAが推進するSDGsが、地球規模で人類と世界に貢献するツールだから。そして、将来の自分の夢を思い描き、未来の地球を想像してワクワクする子供たちに、世界の現状や共に助け合うことの大切さについて、学んでほしいからです。

ある国では、文字の読み書きができない人の割合が40%以上もいること。ある国では、5歳まで生きられない子どもの割合が1000人中80人ちかくもいること。または、日本ではあたりまえの様に恩恵を享受している衛生的な水やトイレ、学校教育は、世界では必ずしもあたりまえではないということ。

子供たちが、国際協力や世界に少しでも関心を持つきっかけとなり、SDGsが目指す貧困のない2030年に一歩でも近づけたら…そのような願いをささやかな展示に込めました。是非、ご家族、お子様と一緒に、国際協力を通じてできること、日頃から取り組めることについて、感じて、学んで頂ければと思います。

●期間:常設展(2019年いっぱいを予定)
●場所:大阪科学技術館
    大阪市西区靭本町1丁目8番4号
●最寄駅:Osaka Metro四つ橋線「本町駅」下車、北へ徒歩3分
     Osaka Metro 御堂筋線「本町駅」下車、北西へ徒歩7分
●入場料:無料
●開館時間:10時~17時(第1・3月曜休館(祝日の場合は、翌火曜日休館)、夏季休館、冬季休館)
●お問合せ先:
JICA関西 総務課 JICAプラザ関西担当(堀田、塩見)
TEL.(078)261-0346(直通) FAX.(078)261-0342 E-mail: jicaksicad@jica.go.jp
(問合せ受付時間帯:土・日・休日を除く10時から12時まで/13時30分から17時まで)