国際協力高校生エッセイコンテスト審査員特別賞の賞状を伝達いたしました!

2021年4月13日

【画像】2月24日(水)、JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2020の高校生の部で、審査員特別賞を受賞した近江兄弟社高等学校2年生の岡さくらさんにJICA関西市民参加協力課長の田中宏幸より賞状を伝達しました。

力をつけたい

【画像】受賞作品の題名は、「力をつけたい」と短いですが、カンボジアで地雷除去を目の当たりにした2019年夏の現地、児童養護施設等でのボランティア経験から得られた思いがにじみ出ています。
SDGsの16番に「平和と公正をすべての人に」というゴールが掲げられていますが、「2030年までに地雷除去が終わる状況にはなく、本当に支援が必要な子供は実の親と住んでいても貧しく、自分と同じ年ぐらいになったら地雷除去のような危険な仕事につかなきゃならないこともある現実に気づく。」
「『知る』『考える』そして『発信する』ことは今すぐにでもできる。カンボジアの『今』を多くの人に伝えたい。だが今のままでカンボジアに行っても役に立たない。でも、誰かが動かなければ、地雷はなくならない。その誰かの中に入れるように技術を身につけたい。」
「まずは、言語の壁を壊せるように、カンボジアの言葉から勉強しよう。そして、再びカンボジアへ足を運びたい。」と締めくくられている、とてもパンチの効いた作品です。

JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2020入賞作品発表!

今般、JICA地球ひろばのホームページにて入賞作品が掲載されましたので、下記のリンクから是非、作品をご覧ください。