帰国研修員同窓会

背景と目的

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JICAミャンマー帰国研修員同窓会(JAAM:JICA Alumni Association of Myanmar)は、JICA事務所と9名の帰国研修員が中心となりミャンマーの社会経済開発促進を目的に2003年に設立されました。ミャンマーでは政府より新しい組織の設立許可を受けることが困難であるため、日緬同窓会(MAJA)の一部会という位置付けで活動しています。

概要

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植樹による緑化活動の様子

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フィールドワイズセミナーにて、日本で学んだ知識や現在の取り組みを同窓会メンバーと共有

2007年に同窓会事務局に職員を配置し、活動が活発に展開されており、会員数は2015年3月現在で1,132名に上っています。2014年度は年次総会、フィールドワイズセミナー(帰国研修員の専門分野のプレゼンテーション)、募金活動、植樹による緑化活動、ニューズレターの発行、ASEAN地域会合等が実施されました。これらの活動は、ミャンマーの開発促進のみならず、JICA事務所のスタッフや専門家等の日本人関係者とJICA帰国研修員との関係強化にも寄与しています。

事業ハイライト

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ASEAN地域会合での各国代表との集合写真

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僧院で学ぶ子供達へ同窓会メンバーから文房具を寄贈

2014年度に同窓会が行った募金活動により集まった寄付金、文房具、古本を、社会的弱者支援に活用することが会員の間で同意され、僧院等に寄贈されました。また、2014年度はミャンマーで初めて、帰国研修員同窓会のASEAN地域会合を当地で開催し、各国の相互理解・相互文化交流を行いました。同窓会の活動は今後さらなる充実が期待されています。