JICA北海道(帯広)概要

JICA北海道(帯広)は、独立行政法人国際協力機構北海道センター(帯広)の通称です。

JICAは、開発途上国のために、研修員の受入や青年海外協力隊員の派遣などの技術協力や、無償資金協力、有償資金協力(円借款)といったさまざまな国際協力事業を行っています。

JICA北海道(帯広)は、市民参加型の国際協力を推進し、北海道が誇る多様な技術と発展の経験を途上国の「人づくり」「国づくり」に役立て、途上国の人々との「心のふれあい」を育むために、道東における国際協力の拠点として、1996年4月、JICA北海道(札幌)とともにオープンしました。

3階建ての施設には、途上国からの研修員50名が宿泊でき、研修員と市民の皆さまとの交流スペースも設けられています。また、センターに隣接し、森の交流館・十勝が設置されています。

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北海道センター(帯広)

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研修員学校訪問

JICAとは?

Q1)JICAの役割は何ですか?

A1)JICAは日本の政府開発援助(ODA)として、技術協力、無償資金協力、有償資金協力を実施する機関です。開発途上国の人々が自国の抱える問題を自分たちの力で解決し、発展できるように支援することがJICAの役割です。

Q2)具体的にはどのような事業をしているのですか?

A2)専門家の派遣や研修員の受入、必要な機材の供与等を通じて課題の解決に向けて取り組む技術協力プロジェクト、青年海外協力隊、シニア海外ボランティアなどのボランティア派遣事業、自治体や大学、NGOなどの主体的な国際協力活動を支援する草の根技術協力事業、緊急災害に対応する国際緊急援助事業などがあります。

Q3)JICAの協力はどのように行われますか?

A3)JICAの協力は、相手国政府と密接な対話を行いながら協力の方法を検討します。そしてJICAはその要望に応えることができる人材や組織などを日本各地から探し、途上国と結びつけるコーディネート役をします。途上国の人材の育成を支援するため、その国の医療や教育などの基本的なニーズから司法制度などの国の制度つくりまで幅広く協力しています。また、アフガニスタンに代表される復興開発支援など、JICAの協力は多岐にわたります。

Q4)JICAはどのような地域にどれくらい協力をしているのですか?

A4)JICAはアジア、アフリカ、中南米、大洋州、中近東、東欧の約155カ国に協力しています。

Q5)JICAはどこにありますか?

A5)東京本部の他、日本国内に15の国内機関と世界91ヵ所に事務所があります。

Q6)JICAの予算はどのくらいですか?

A6)2013年度のJICA全体の事業量はおよそ1兆2800億円(うち、有償資金協力9900億円)です。

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具体的には事業案内をご覧ください。

JICA北海道(帯広)は、北海道の中で道東と呼ばれる十勝、釧路、根室、オホーツク各地域の管内を担当し、国際協力事業の地域展開に努めています。

(※それ以外の地域はJICA北海道(札幌)が担当しています。)

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