センター初の海外VIPの訪問 コロンビア国の国家企画庁局長が来訪


コロンビア共和国で実施してきたプロジェクト「都市計画・土地区画整理事業」のコロンビア側の責任者である、国家企画庁(DNP)都市開発・環境政策局のフリオ・ミゲール・シルバ局長が10月10日からプロジェクトの支援体制、日本の都市開発の現状を把握するため来日しました。帯広を中心に15日間滞在し、その後、札幌、東京にも訪問しました。シルバ局長はコロンビア国全体の都市開発・環境政策の企画立案、予算措置などを行う要職にあり、プロジェクトにおいても、プロジェクトの評価、研修員の人選などを行う責任者です。
このプロジェクトでは、都市問題を抱えるコロンビア国及び周辺諸国を加え5カ国(コロンビア、ペルー、ボリビア、ベネズエラ、エクアドル)を対象に都市開発の基本であると都市計画・土地区画整理の手法の研修を中心に実施しています。研修では、南米アンデス諸国の共通する「(1)大都市と地方の地域間格差の拡大、(2)都市整備の二重構造の存在(富裕層地区と貧困層地区)、(3)都市問題への総合対策の欠如、(4)都市計画分野の人材不足」などの問題を解決するため、日本の都市計画の考え方を総合的に理解し、特に土地区画整理事業の手法を習得することで、都市問題に対し適切な政策立案ができる行政官、技術者の育成を目的としています。コロンビア政府は、2004年に国家計画の最高権限機関である「国家経済社会政策審議会(Conpes)」において、土地区画整理の導入を柱の一つとする「都市計画政策最適化のための大枠」を承認しており、プロジェクト「都市計画・土地区画整理事業」の人材を活用する方針を決めています。