ダルエスサラーム都市交通改善能力向上プロジェクト

Capacity Building Project for the Improvement of Dar Es Salaam Transport

国名
タンザニア
事業
技術協力
課題
運輸交通
協力期間
2010年12月~2012年11月

プロジェクト紹介

交通渋滞が深刻なタンザニアの最大都市ダルエスサラーム市。日本は1970年代より同国に対し交通インフラ整備への支援を継続して行っています。この協力では、都市交通に関係する自治体、道路公社、交通警察といった機関が相互の活動計画を調整する能力を高め、事務局や協議会といった場を設け、定期的に関係機関の代表者が議論を重ねるとともに、より上位の都市交通政策作りへの貢献、他ドナーとの連携なども積極的に行いました。これにより、各活動の優先順位付けを行い、効率的・効果的な交通渋滞緩和に寄与しました。

協力地域地図

ダルエスサラーム都市交通改善能力向上プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 技術研修の様子。交通需要予測、プロジェクト評価講座で講義を行う高橋専門家。研修の成果として、カウンターパートがプロジェクトの計画づくりを行うことが期待されている。 

  • 技術研修の様子。交通政策講座で講義を行う徳永専門家。日本の都市の発展と交通政策の経験からダルエスサラーム市の交通政策立案を目指す。 

  • 研修の様子。講師が教えるばかりではなく、カウンターパートが自ら考え、プロジェクトや政策を具体化することが最も重要な成果だ。 

  • 事務局会議の様子。交通関連機関の「調整」能力を高める本プロジェクトでは日々のカウンターパートとの調整が最も重要な活動の一つだ。 

  • 交通調査の様子。中心市街地の交通調査結果を基に、事務局が市街地の交通改善計画を立案し、各交通関係機関にその実施を促すことが期待されている。 

  • 交通調査の様子。中心市街地の交通調査結果を基に、事務局が市街地の交通改善計画を立案し、各交通関係機関にその実施を促すことが期待されている。 

  • ステークホルダー協議の様子。バス事業者協会や実施機関が集まり、市街地のバスの路線再編計画について協議を行う。 

  • 市内の渋滞の様子。ダルエスサラーム市内では渋滞が慢性化しており、経済活動、市民の生活に深刻な影響を及ぼしている。 

  • 市内の様子。自動車の増大に加えて、市街地の無秩序な開発、違法駐車、混合交通等が市街地の交通混雑に拍車をかけている。 

  • 都市環境整備の協力を行う世界銀行、実施機関との会議の様子。ドナー協調がすすむタンザニアにおいて日本は都市交通分野のまとめ役としての役割をはたしている。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。