氷河湖決壊洪水(GLOF)を含む洪水予警報能力向上プロジェクト

The Project for Capacity Development of GLOF and Rainstorm Flood Forecasting and Early Warning

国名
ブータン
事業
技術協力
課題
水資源・防災
協力期間
2013年10月~2016年9月

プロジェクト紹介

ブータンでは、近年、これまで観測されなかったサイクロンを含む水文気象に関する災害が多数発生しています。また、地球温暖化の影響により氷河湖決壊洪水(GLOF)災害もたびたび報告されており、これらの災害への対策は喫緊の課題となっています。この協力では、GLOFや降雨洪水を対象とした早期警報システムの導入や、このシステムを活用した情報ネットワークの構築と運用維持管理などを支援します。これにより、同国の自然災害に対する緊急対応能力の向上に寄与します。

協力地域地図

氷河湖決壊洪水(GLOF)を含む洪水予警報能力向上プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 関係省庁参加のもと行われたプロジェクト・キックオフ会議。 

  • 既存の観測施設の動作確認。早期警報システムでは信頼性の高い通信が重要。 

  • 建設中の水力発電施設を視察。早期警報システムの重要な保全対象である。 

  • 地方行政にとって洪水対策は喫緊の課題。担当職員による現地説明が行われた。 

  • 対象地域の1つブムタン県では、洪水リスクと土地利用についての議論がなされた。 

  • 観測施設設置のための用地について、住人からのヒアリングを行う。 

  • カウンターパートとの定例会議。プロジェクトの進捗確認と活動計画を詰めていく。 

  • 第一回JCC会議では、地方行政官も加わり、早期警報システムの仕様の確認した。 

  • 関連省庁が集まって、ハザードマップ・ワーキンググループを結成。 

  • DGPS測量機器の使用法をカウンターパートが熱心に学習中。 

関連情報

本プロジェクトの他の期・フェーズ

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