母子保健サービス改善プロジェクト(フェーズ2)

Project for Renforcement for Maternal and New Born Health Care Phase 2

終了案件

国名
セネガル
事業
技術協力
課題
保健医療
協力期間
2012年11月~2018年3月

プロジェクト紹介

妊産婦死亡率や新生児死亡率が高いセネガル。日本は、母子保健サービスの改善を通じた保健システムの強化を目指し、2009~2011年に「タンバクンダ州及びケドゥグ州母子保健サービス改善プロジェクト(PRESSMN)」を実施しました。その結果、「継続ケア」というコンセプトに基づいた「PRESSMNモデル」が形成され、科学的根拠に基づいた、包括的な妊産婦・新生児ケアを目指すものとしてセネガル保健省にも認知されるに至っています。今回の協力(フェーズ2)では、PRESSMNモデルの全国普及・拡大を支援しました。これにより、保健医療施設で質の高いサービスを受けられる妊産婦・新生児の数が増加し、妊産婦死亡率および新生児死亡率の低減を目指しました。

協力地域地図

母子保健サービス改善プロジェクト(フェーズ2)の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • プロジェクト活動サイトのダカール州ガスパール・カマラ保健センターにて。スタッフが集まってプロジェクト活動を理解するための会議を開催している。 

  • 保健省の情報・教育・コミュニケーション(IEC)部門にて。プロジェクトのIEC戦略を共有するための会議を開催している。 

  • プロジェクトのカウンターパートであるタンバクンダ州保健医務局長と日本人専門家との話し合いの様子。過去のプロジェクト活動に関する資料を参照しながら、PRESSMNモデル普及のための計画について議論している。注)PRESSMNモデルは、科学的根拠に基づいた、包括的な妊産婦・新生児ケアを目指すもの。このモデルが普及することで、医療施設内の環境改善と根拠に基づくケアの実践によって母子保健サービスの質が向上するだけでなく、コミュニティや行政など医療施設外のアクターとの連携促進によって医療施設への母子のアクセスも改善することが期待される。 

  • プロジェクト活動サイトのタンバクンダ州コチャリ保健ポストにて。同保健ポストで「人間的な出産ケア」を実践していることを人々に知ってもらうために描かれた絵。 

  • タンバクンダ州コチャリ保健ポストの分娩室の壁に貼られた「人間的な出産ケア」の文章や図をコチャリ保健ポスト長が説明している様子。 

  • 「人間的出産ケア」に関する経験共有セミナー(2022年 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。