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中川シニア海外ボランティア3回目の派遣(平成19年7月24日)

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大統領を表敬して

中川美也子シニア海外ボランティア(幼児教育)が再々度パラオに派遣されました。中川さんがはじめてパラオに派遣されたのは、青年海外協力隊保育士隊員として派遣された2001年4月。2年間の協力隊員活動は、後任隊員に引き継がれ、パラオで幼児教育が定着し始めたのですが、保育所での幼児教育の基本的なガイドラインがなかったことから、そのガイドライン作りのために協力隊員からシニア海外ボランティアの要請に繋がりました。その要請に応募し、シニア海外ボランティアとして2005年4月、パラオに派遣されたのが中川さんでした。中川さんは、シニア海外ボランティアとして2年間、パラオの文化・習慣を取り込んだ幼児教育指導ガイドライン作りに取り組み、2007年4月の任期終了前にガイドラインは出来上がりました。しかし、それを実際に活用してパラオの保育士たちを指導することは出来ませんでした。パラオの関係者は、折角出来上がったガイドラインをもっと活用し、役立てるためにはボランティアの支援が必要と感じ、シニア海外ボランティアの短期派遣要請が出されました。

この短期要請に応募したのが、また中川さんでした。今回の派遣で、パラオの幼児教育に関わること3回目で、来年5月までの短期派遣です。「隊員の時、シニア海外ボランティアの時、少しずつ遣り残したことがあるように思います。今回の派遣で、その遣り残したものをやり遂げたいと思います。それをやり遂げることは、自分にとってもステップアップのきっかけになるような気がしています。」との思いで3回目のボランティア活動を開始しています。

平成19年度第一次隊6名が着任(平成19年6月19日)

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帰国隊員(前列右3名)と大統領府前で

パラオへの協力隊派遣は、平成9年度1次隊として野球、看護士(2)、陸上競技の4名の派遣から始まり、今年で10周年になります。この10年間に短期派遣の隊員も含めて115名が派遣されています。6月19日には平成19年度1次隊6名の隊員が派遣され、実績では121名となりました。今回派遣された隊員の活動職種と配属先は、理学療法士(ベラウ国立病院)、小学校教諭3名(コロール州のJ.B.ハリス小学校とミューンズ小学校、バベルダオブ本島中西部のアルモノグイ州アルモノグイ小学校)、理数科教師(バベルダオブ本島中西部のガッパン州にあるモデンゲイ高校)、そして柔道(司法省)の6名です。

着任後、大統領府や配属先の主管省庁への表敬訪問やパラオ語の現地語学訓練を行いました。大統領府表敬では、ビリー・コーティ(Billy G. Kuartei)大統領補佐官から激励と感謝の言葉をもらいました。パラオの青年海外協力隊員は全員が2年間ホームスティで生活することになっています。着任して1週間後の26日には、それぞれのホームスティ先の家族と初対面し、習ったばかりのパラオ語で自己紹介しながら昼食をとり、それぞれの家族とともにホームスティ先に散っていきました。これからいよいよパラオの生活の始まりです。隊員の着任は、現地の新聞にも大きく報道されました。

6人の隊員のそれぞれの抱負は、

  • 加賀屋(ミューンズ小学校):「パラオの文化に親しみ、より多くのことを経験したい。学校では現地職員と協働しながら子ども達のことを理解し、「分かる授業」のサポートに努めたい。」
  • 吉水(モデンゲイ高校):「現地の生活に溶け込み、パラオ人になりきりたい。」
  • 真田(司法省):「警察官が毎日柔道の稽古ができるような環境を作れるよう全力を尽くしたい。」
  • 鈴木(J.B.ハリス小学校):「パラワンの先生から色々学びながら、『楽しく、分かる授業』を一緒に作っていきたい。
  • 福田(ベラウ国立病院):「パラワンのペースを知り、それを自分のペースにして2年間で出来ることをやりたい。」
  • 多田(アルモノグイ小学校):「パラオの算数教育向上を目指して、今までの経験をいかしたい。」

パラオサンゴ礁センター、「パラオのサンゴ礁」と「藻類図鑑」を発刊。

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「パラオのサンゴ礁」と「藻類図鑑」

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パラオ国際サンゴ礁センター入り口

サンゴ礁保全のための研究施設として日本の無償資金協力によって2000年に建設された「パラオ国際サンゴ礁センター」で2002年10月から2006年9月まで4年間に亘って技術協力が実施されました。

その技術協力の成果の一つとして、「パラオのサンゴ礁」、「藻類図鑑」の2冊の本が発刊されました。パラオは、ミクロネシア地域(サイパン、グアム、ミクロネシア連邦共和国、マーシャル共和国)の地域・国々とで合意された「Micronesia Challenge;ミクロネシア・チャレ ンジ」(2020年までにミクロネシア地域の沿岸海域の30%、森林資源の20%を保全する)を提唱し、自然環境保全に積極的に取り組んでいます。

ごみ減量キャンペーン、マスコット決定

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ゴミ減量キャンペーンポスター

技術協力プロジェクト「廃棄物管理改善プロジェクト」では、ごみ減量(3R;Reduce, Reuse, Recycle)運動を広める活動の一環でキャンペーンのマスコット・キャラクターを募集したところ、全国の小学校、高校の生徒たちから約80点の応募がありました。

この応募作品の中から、ミンゼンティ高校の生徒が応募したキャラクターをキャンペーン・マスコットに決定し、これをデザインしたT-シャツ、車のステッカー、シールなどが作られました。パラオでは、教科書はそれぞれ学校からの貸与で、生徒が代々引き継いで使うため、表紙にカバーをかけて使用しています。この教科書のカバーに貼るシールにもキャンペーン・マスコットが使われています。