草の根パートナー型

平成21年度第2回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.国名ザンビア
2.事業名チボンボ郡地域住民が支える安全な妊娠/出産の支援事業
3.事業の背景と必要性

TICOはザンビア農村地域で、水・農業・保健・教育を保障する包括的農村開発パッケージ(WAHE)を提唱し、各分野について一定の成果を収めている。

先行実施中のプライマリーヘルスケア事業では、ヘルスポスト(無床診療所)を開設し、主に5歳未満児の健康改善に注力してきた。さらに妊産婦保健に支援を行い、農村地域の保健医療改善に資する。

4.事業の目的モンボシ地域の妊産婦の妊娠出産をめぐる状況が改善し、安全なお産が可能となる。
5.対象地域中央州チボンボ郡にあるモンボシ=ヘルスポストの診療圏
6.受益者層対象地域に存在する妊娠適齢期の女性
7.活動及び期待される成果

1.伝統的産婆(TBA)や既存の住民保健ボランティアから成る、安全なお産支援グループ(SMAG; Safe Motherhood Action Group)が組織され、SMAGのメンバーが中心となり妊産婦保健に関わる保健活動を実施する。また、妊産婦登録から健診、分娩まで安全に経過するよう、地域住民が主体的に関わることとなる。

2.SMAGメンバーを中心に住民保健ボランティアは妊娠適齢期の女性に対して、栄養・妊娠・出産についての健康教育を行う。これにより、妊産婦が基礎的な保健知識を持つことができる。

3.住民保健ボランティアが担当地域の人口動態を把握し、特に妊産婦死亡例について原因を協議し、改善策をヘルスポストや郡保健局とともに実践する。これにより、住民自らが妊産婦保健の問題点を把握し、解決できる力を養うことができる。

8.実施期間2010年10月〜2013年9月(3年)
9.事業費50,000千円(予定)
10.事業の実施体制日本より、プロジェクトマネージャー、業務調整員、保健医療専門家を派遣する。チボンボ郡保健局およびモンボシ=ヘルスポストと協力しつつ、安全な妊娠/出産をサポートするためのコミュニティーレベルでの人材養成および住民保健ボランティアの活動を支援し、事業終了後の持続可能性を達成する。
II.応募団体の概要
1.団体名特定非営利活動法人TICO
2.活動内容1993年以来、ザンビア、カンボジアを主な対象国として、貧困・飢餓・戦乱に苦しむ人たちの自立を支援する国際協力活動を行っている。既に、貧困層居住地域の民生改善・保健医療対策や首都の救急隊員養成、参加型農村開発、農村地域プライマリーヘルスケア事業等に実績がある。