草の根パートナー型

平成25年度第1回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.対象国名 ザンビア
2.事業名 チサンバ郡総合的な農村母子保健を支える"地域力"強化事業
3.事業の背景と必要性 ザンビアでは、5歳未満児死亡率、乳児死亡率、妊産婦死亡比いずれを見てもさらなる改善を要する状況は続いている。また農村部では医療従事者、医療施設など医療資源が乏しく十分な医療が受けられない状況が深刻である。
当会は2007年より農村地域にて無床診療所(ヘルスポスト)を開設し、住民保健ボランティアを養成することで主に5歳未満児の健康改善に注力してきた。2010年からは安全な妊娠出産に焦点を当て施設分娩数増加等に貢献した。
当事業では小児保健、妊産婦保健、そして環境衛生を総合的に組み合わせ、農村での地域保健が継続的に向上していける仕組みを整える。各種保健ボランティアを束ねる住民組織を強化し、診療所や行政との連携をさらに促進することで、医療資源に乏しい農村でも住民が健康な生活を送れることを目指す。
4.プロジェクト目標 対象地域にて、総合的な母子保健サービスを支える地域保健システムが持続的かつ有効に機能するための基盤が強化される
5.対象地域 中央州チサンバ郡にあるモンボシおよびムワプラ=ヘルスポストの診療圏
6.受益者層
(ターゲットグループ)
対象地域に在住する妊娠適齢期の女性および5歳未満の子ども
7.期待されるアウトプット及び活動 <アウトプット>
1.住民保健委員会(NHC)の課題解決能力が向上する
2.ヘルスポストとNHCの協働により総合的な母子保健サービスが効果的に実施される
3.ヘルスポスト/郡保健局によるモニタリング及び支援能力が強化される
<活動>
1.各NHCが現状把握・問題分析し、活動計画を策定し、実践する。見直しと軌道修正を繰り返すことでよりよい活動へとつなげる
2.ヘルスポストとNHC/住民保健ボランティアとの連携を強化するとともに、それぞれが提供するサービスを向上させ、拡大する
3.NHC活動は、ヘルスポストスタッフが、ヘルスポストとNHCの連携活動については郡保健局が定期的にモニタリング・評価を行う
8.実施期間 2014年4月〜2017年3月(3年)
9.事業費概算額 50,000千円
10.事業の実施体制 日本より、プロジェクトマネージャー、業務調整員、コミュニティ活動専門家、保健医療専門家を派遣する。カウンターパートはチサンバ郡保健局および対象ヘルスポスト。
II.応募団体の概要
1.団体名 特定非営利活動法人 TICO
2.活動内容 1993年以来、ザンビア・カンボジアを主な対象国として、貧困・飢餓・戦乱に苦しむ人たちの自立を支援する国際協力活動を行っている。既に、貧困層居住地域の民生改善・保健医療対策や首都の救急隊員養成、参加型農村開発、農村地域プライマリーヘルスケア事業等に実績がある。