タンザニア国向け無償資金協力贈与契約の締結

−港の魚市場改修を通じ、ザンジバル水産業振興への貢献−

2014年3月11日

国際協力機構(JICA)は、3月11日、タンザニア連合共和国政府との間で「ザンジバル・マリンディ港魚市場改修計画」を対象として9億3,500万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

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ザンジバル・マリンディ港魚市場の完成予想図

アフリカ東海岸のインド洋上にあるタンザニアのザンジバル諸島では、水産業がGDPの7.2パーセント(漁業生産量が2万8,759トン〈2011年〉、漁業生産額約51.4億円)を占め、ザンジバルの住民の生活を支える主要産業の一つとなっています。また、労働人口の約25パーセントが水産業に従事しており、雇用面でも重要な役割を果たしています。しかしながら、水揚げ施設整備の遅れにより、水産物が鮮度劣化の著しい状態で取り扱われ、また加工により発生する残渣が海域に投棄される等、衛生面に加え、生産、流通の非効率さが問題となっています。

本事業は、ザンジバル島内最大の水揚げ漁港であり、最大の消費地であるザンジバル市への水産物流通拠点である、マリンディ漁港の水揚岸壁および護岸の改修や隣接する水揚・市場関連施設の整備を行い、安全かつ効率的な作業環境の整備および水産物の鮮度の向上等を図り、同港を中心として品質の良い水産物の安定供給に寄与することを目的としています。
 
JICAは、本事業を通じ、安全、衛生的、効率的な作業環境を提供し、水産物の品質改善や安定的供給を実現することにより、タンザニアにおける水産業のさらなる振興へ寄与していきます。

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