アフリカの産業発展を牽引する人材を育てる留学プログラムの第2期を開始

−33ヵ国329名に、日本での修士号取得とインターンシップの機会を提供−

2015年8月10日

国際協力機構(JICA)は、「アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ」(African Business Education(ABE) Initiative)(以下、ABEイニシアティブ)の一環で実施される「修士課程およびインターンシッププログラム」の第2期の留学生受入れプログラムを開始します。本プログラムに参加するアフリカ33ヵ国329名は、8月23日〜9月7日にかけて来日し、約2年間学ぶことになります。

ABEイニシアティブは、アフリカの若者1,000名に、日本の大学院等での教育と日本企業でのインターンシップの機会を提供する事業で、2013年6月の第5回アフリカ開発会議(TICADV)において日本政府が実施を表明したものです。このうち、JICAが実施する「修士課程およびインターンシッププログラム」では、2014年から2017年までに合計900名を日本に受け入れます。

本プログラムは、アフリカの産業発展を牽引する優秀な若者を育成することを通し、アフリカの持続的な経済成長に貢献することを目的としています。また、日本企業がアフリカ市場に進出する際に水先案内人として活躍が期待される民間人材を育成するとともに、日本企業がアフリカで事業展開をする際に重要な役割を果たす開発途上国の政府内に日本の技術や経営を理解する人材を増やすことも期待しています。また、日本企業は、夏季休暇中および修士課程修了時に数週間から半年間、本プログラムの研修員をインターンとして受け入れ、ビジネス現場における実践を経験する機会を提供するとともに、人的ネットワークの構築にも力を注ぎます。

第1期として2014年9月に来日した8か国156名は、現在、日本国内の48大学の修士課程で学んでおり、2015年8月から9月にかけては、日本全国の60以上の企業で、短期間のインターンシッププログラムに参加しています。

今回来日する第2期は、33か国329名が来日することとなり、第1期と比較し、参加国及び研修員の数も大幅に拡大しました。研修員の所属先内訳は、開発途上国の政府機関が約53パーセント、民間企業が約24パーセント、大学等の教育関係者が約11パーセントとなっています。また、全体のうち49名は、日本企業34社から推薦を受けています。

研修員は、来日後約10日間のオリエンテーションに参加し、基礎的な日本語、日本文化、日本企業のアフリカ進出の現状などの講義受講や日本企業の視察などを行います。その後、日本の55大学の修士課程に入学し(主な研究科は、工学、経済・経営、農学、政治・公共政策、ICT等)、約2年間学ぶ予定です。

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