ミャンマー向け技術協力プロジェクトの実施合意文書の署名:道路橋梁技術能力強化プロジェクト

2016年1月20日

署名式で挨拶を述べるミャンマー建設省のチョー・ルイン大臣。当大臣は、79年に開始したプロジェクトの研修一期生として、35年以上にわたり日本の技術を継承してきた。

国際協力機構(JICA)は、2016年1月6日、ミャンマー政府との間で技術協力プロジェクト「道路橋梁技術能力強化プロジェクト」に関する実施合意文書(Record of Discussion: R/D)に署名しました。

本事業は、道路・橋梁分野への政策的助言を行うとともに、ミャンマー建設省の技術者と協同して、道路・橋梁部門の施工監理に関する体制強化や技術基準等の整備・向上を進めるものです。

JICAは、本事業に先立ち、1979年から技術協力「橋梁技術訓練センタープロジェクト」などを通じた協力を行ってきましたが、88年の政変で支援の続行が困難になって以降は、それまでの支援で培われたノウハウを活用し、ミャンマー建設省の陣頭指揮のもと、独自に橋梁整備を進めてきました。しかし、民主化・市場経済化に伴う高い経済成長が見込まれる現在、より近代的な橋梁設計や施工技術、維持管理面でのノウハウが求められています。

本技術協力は、35年以上にわたり受け継がれてきた日本の技術とミャンマー側の強いリーダーシップを土台とし、あらたに日本政府に支援要請されたプロジェクトです。本プロジェクトにより、今後のミャンマーにおける技術者の整備能力の強化を図ることで、同国の道路・橋梁品質が向上し、道路交通の安全・安心とより自由な移動が確保されることが期待されます。JICAは、本案件に加え、有償資金協力や無償資金協力を通じた道路・橋梁整備を進め、同国の経済成長に向けた支援を実施していきます。

案件基礎情報

【国名】ミャンマー連邦共和国
【案件名】道路橋梁技術能力強化プロジェクト
【実施予定期間】2016年4月〜2019年6月
【実施機関】ミャンマー建設省
【対象地域】ミャンマー全土
【具体的事業内容】道路・橋梁分野の政策的助言や技術基準類等の紹介、橋梁・コンクリート
構造物の施工監理にかかる能力強化を図る。