ルワンダ向け無償資金贈与契約の締結:変電所および送配電設備の整備・拡充により首都キガリ市の電力供給安定化・効率化に貢献

2016年3月8日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、3月8日、ルワンダ共和国政府との間で「第二次変電及び配電網整備計画」を対象として22億1,900万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本事業は、首都キガリ市において変電所及び付随する送配電設備を整備・拡充することにより、同市の電力供給の安定化・効率化を図るものです。

ルワンダでは、近年の年間約8%の急速な経済成長を背景に、電力需要も年間10%以上の割合で増加しており、電力需要に対して供給が追い付いていない状況が続いています。また首都キガリ市の電力消費量は同国全体の電力消費量の約64%を占めていますが、電力消費量に見合った送配変電設備への投資が不足しており、今後送配電網整備への十分な投資が行われない場合、キガリ市内の主要変電所が過負荷状態に陥る可能性もあり、不安定な電力供給が同国の経済活動及び人々の日常生活に大きな支障をきたすことが危惧されています。
 
本事業により、変電所および送配電設備が整備・拡充されることで大規模停電のリスクを回避し、安定した電力の供給と電力損失の低減が図られるとともに、キガリ市の電化率の向上にも寄与することで、経済面のみならず、教育、福祉、医療分野などにおける活動の充実にも貢献することが期待されます。

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