2006年11月13日
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11月13日から12月12日までの1ヶ月間、農林水産省から統計・情報分野の強化のため短期専門家を招聘し、同分野の指導を受けた。来蒙して頂いたのは、農林水産省大臣官房統計部生産流通消費統計課消費統計室に所属する久芳秀樹係長です。
先ず、久芳専門家はカウンターパートとなる食糧農牧業省情報監査評価局長と意見交換を行い、市内の市場や大規模スーパーや小売店などを視察するなどしてモンゴル国の情報分野の状況把握を行った。次いで、情報監査評価局職員に対し日本の統計制度・調査概要及び市場情報に関するセミナーを開催した。このセミナーにはモンゴル国国家統計局からも参加があり、日本からの専門家の講義に対する関心の高さが伺えた。
プロジェクトに関しては、11月21日から28日までの8日間、カウンターパートを同行しプロジェクトサイトを周り、プロジェクト参加経営体代表者及びソム(郡)代表者並びにソム農業普及マネージャーなどと意見交換を行った。その中で同専門家は、複合農牧業経営を実施するに当たって必要な統計情報及びその収集・提供方法について聞き取り調査を実施すると同時に、日本における統計情報の活用の仕方などを紹介するなどして、統計情報分野に関する意識改革を行った。
写真左:情報監査評価局職員へのセミナー
写真右:意見交換会を行った地方での会議
これらを踏まえ同専門家は、情報監査評価局長、国家統計局幹部及び岩花プロジェクトチーフアドバイザーに対し現状分析と提言を行った。提言内容は、@既存情報を有効活用する方法(ラジオや新聞など)を検討し実施すること、A調査手法に関して謝金を支払うことを導入するなどを検討し、効率化と正確性を向上させることなど、これまで実施出来ていない部分を指摘したもので、カウンターパートの情報監査評価局長は「早速取り組んでみる」と応答していた。
また、同専門家に対しては同局長及びチーフアドバイザーから再度の来蒙による指導と日本での国別研修の実施が要請され、同専門家は持ち帰り検討すると回答した。