プロジェクト概要

プロジェクト名

バンコク都気候変動削減・適応策実施能力向上プロジェクト

対象国名

タイ

プロジェクトサイト

バンコク

署名日(実施合意)

2009年5月29日

協力期間

2009年6月1日から2012年5月31日

相手国機関名

バンコク首都圏庁環境局(BMA:Department of Environment, Bangkok Metropolitan Administration)

背景

バンコク都は1千万近くの人が住み、タイ全体の24%の温室効果ガスを排出している。また、バンコク首都圏から排出される温室効果ガスは、他の先進国の都市と比較しても高いレベルであり、アピラック知事(現タイ首相)のもと、削減に向けた積極的な取組みを展開してきた。バンコク都は2007年5月、気候変動問題に真摯に取組むことを宣言、2007〜2012年の5年間で温室効果ガスを15%削減することを目指してアクションプランを採択している。

しかし、バンコク都における気候変動問題への取り組みは始まったばかりであり、十分な知見・経験が不足していることから、日本に対して支援の要請があり、2008年度採択されたものである。なお、本件は国別研修として要請されたものであるが、気候変動対策の重要性等に鑑み、技術協力プロジェクトとして採択された。

目標

上位目標

2012年までにバンコクにおける温室効果ガスの排出が、BAU(何も対策を行わなかった場合)と比較して15%以上削減される。

プロジェクト目標

BMAの気候変動対策アクションプランを実施する能力が向上する。

成果

  1. 気候変動対策に分野横断的・包括的に取組むBMAの組織能力が向上する。
  2. 各5分野((1)大量輸送網、(2)省エネ・再生可能エネルギー、(3)ビル改造・効率化、(4)廃棄物・排水処理、(5)都市緑化)のアクションプラン実施に関係したBMA職員の能力が向上する。

活動

  1. BMAの分野横断的取組み
    • 1-1 分野横断的・包括的取組みに係る現状の問題点を整理する。
    • 1-2 分野横断的・包括的取組みを推進するため、委員会(Steering Committee)の下にワーキンググループを設置する。
    • 1-3 本邦研修のカリキュラムを作成する。
    • 1-4 研修参加を通じ、気候変動に対する日本の自治体の横断的・包括的取り組み事例を研究する。
    • 1-5 研修成果物として、BMAの分野横断的・包括的取組みに係る計画を作成する。
    • 1-6 日本人専門家によるセミナー及びサポート活動を実施する。
  2. 各分野の職員能力向上
    • 2-1 アクションプラン各分野に係る現状の課題分析を行う。
    • 2-2 本邦研修のカリキュラムを作成する。
    • 2-3 研修参加を通じ、課題解決に向けた各分野の計画を作成する。
    • 2-4 課題解決に向け、専門家によるセミナー及びサポート活動を実施する。

投入

日本側投入

  • 本邦研修の実施(3年間:1年に1回、1回で約20日間、10名の受入)
  • 短期専門家の派遣
  • その他

相手国側投入

  • プロジェクトC/Pの配置