
独立行政法人 国際協力機構(JICA)セネガル事務所は、アフリカ大陸の最西端の国、セネガルの首都ダカールにあります。
ダカールは、かつてフランスの西アフリカにおける植民地経営の「玄関口」として機能し、セネガルをはじめとする多くの国々が独立を果たした現在も、約200万人の人口を擁し、アビジャンと並んで西アフリカ地域での物流、交通、商業活動の中心となっており、政治的に最も安定した国として評価されています。
JICAセネガル事務所は、この西アフリカの玄関口ともいえるダカールにあって、セネガルに対する国際協力のみならず、近隣の6カ国(マリ、モーリタニア、ガンビア、ギニアビサウ、ギニア、カーボヴェルデ)に対する国際協力を担当しています。
これらの地域は、モーリタニアやマリ北部、セネガル中央北部・西部のように半乾燥地域もあれば、一方でガンビアやギニアのように雨量にも恵まれ、深い森林を有する国もあり、また経済指標から、最貧国のカテゴリーに属すると経済的に貧しい国がある一方で、カーボヴェルデのように国民一人当たりのGNIが2,130ドル(2006年、世銀資料)に達し、「中進国」に近い国もあります。
また、使用言語で見てみると、セネガル、モーリタニア、マリ、ギニアの4カ国では現地の言語以外にはフランス語が話されており、ギニアビサウとカーボヴェルデではポルトガル語、ガンビアは英語と、対応する言語もさまざまであり、ひとくちで「西アフリカ」と簡単にはくくれない多様性が認められる地域です。
JICAセネガル事務所では、在セネガル、マリ、ギニアの日本大使館と密接な協力関係のもと、これらの国々に対する技術協力、有償資金協力(いわゆる円借款事業)、そして無償資金協力を含めた協力モダリティーを駆使した協力を計画・展開しています。