海藻資源の潜在量評価研究

種別:個別案件(専門家)
実施場所:ダカール、ポワンサレン
実施期間:2013年3月〜2015年3月
実施機関:漁業・海事省 海底資源管理利用局

本プロジェクトの対象である海藻資源は、工業用・食料用・飼料用・肥料用として幅広い利用価値があり、世界各地で開発が進んでいます。工業用には増粘剤・ゲル化剤として、食料用には、海藻加工食品としてばかりでなくゼリーとして、また、飼料用には、家畜・養殖飼料として利用されています。
このように幅広い利用価値のある海藻は、今後も需要が増大して行くことが見込まれており、民間ベースにおいて世界の国々で現地工場建設の可能性・要望が挙がってきています。また、セネガル政府は、水産資源の持続的管理を目標に掲げており、近年の過剰漁獲などを減少させ水産資源の持続的管理を行うためにも、代替収入源活動や新たな産業創出として、海藻資源の開発・管理を目指していきます。