母子保健サービス改善プロジェクト「安全なお産」(フェーズ2)

種別:技術協力プロジェクト
実施地域:セネガル
実施期間:2012年11月〜2016年11月
実施機関:保健・社会活動省

JICAは、全国的にも他州に比べ保健指標が悪いタンバクンダ州及びケドゥグ州を対象に、2009年1月より3年間「タンバクンダ州及びケドゥグ州母子保健サービス改善プロジェクト」を実施しました。同プロジェクトは2011年12月に終了しましたが、パイロット施設で取り組まれてきた「人間的なお産」、「継続ケア」、「根拠に基づく妊産婦・新生児ケア」のコンセプトに基づく活動経験や実績をモデルとして他州にも普及する必要があるとして、本プロジェクト(フェーズ2)が保健・社会活動省から要請されました。フェーズ2では、(1)コミュニティと医療施設スタッフのコミュニケーション、(2)コミュニティや医療施設スタッフ等関係者への上記コンセプトの共有、(3)5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)−KAIZEN活動を通じた医療施設内の環境改善、(4)根拠に基づく妊産婦・新生児ケアの実践、(5)行政と連携した各種のサポート活動をコンポーネントとする同モデルを全国に普及することで、妊産婦死亡率および新生児死亡率の低減を目指します。