私は理科の先生として活動しています。ザンビアの学校で一人の教員として、他の先生たちと同じように授業をもち、現地の中学生に理科を教えています。
授業では実験の導入や「暗記中心」から「考える授業」への転換を目指して活動していますが、うまくいかないことも。また「これが文化の違いか」と思い知らされることもしばしばです。
そんな中、私が忘れないようにと思っているのは、私は「日本人」であり、彼らも「日本人」を望んだということ。人を知って、文化を知って、理解して寄り添いながらも、最後は「日本人」としてこの学校にいなくちゃと思っています。
辛いこと、大変なことを運んでくる彼らは、また自分を癒して励ましてくれるその人だったり。右に曲がって左にぶつかりながらも、それ自体を楽しんでやれと自分に言い聞かせながら、日々過ごしています。
「はい!はい!はい!」
元気がいい!というのは授業をしていても嬉しいもの。
なにか問いかけると元気に返答してくれる姿はザンビア人の人懐っこさを象徴しているのかなと思います。
しばしば質問内容すらわからないけど手を挙げる姿がなんとも彼ららしい。
同僚の理科の先生との一枚です。
場所は理科実験室でこの6月に我ら理科教師にあてがわれたばかりのところです。机のように見えるのは通称「モバイルラボ」で、いわば移動可能な実験室。これで基本的な実験はこれを使えばできるようになります。先生たちもよろこんでいましたが、一番喜んでいたのはどうやら私みたいでした。
ザンビア人が愛してやまないザンビアの伝統的な食事です。
白いかたまりは主食のシマ(現地語でウヴァリ)、白とうもろこしの粉末を火にかけた水に溶かしながら混ぜて作ります。そして写っているおかずは、煮豆に塩で味付けをしたもの。他には鶏、牛、魚、野菜炒めと一緒に食べるのが一般的です。
写真は給食のおばちゃんとシマ、学校の給食センターにて。
ザンビア人はBarが大好き!ここは家から近くにあるBarで休日には真昼間にもかかわらず、お酒で気分良くなった人々を見かけます。 中には休日平日関係ないぞ、という強者も。そんな彼らは気分が良くなったら、踊り始めます。飲んで踊って、踊って飲んで。彼らほどお酒が強ければ、一日中飲んで踊ることもできるのかも。