伊藤 徹哉さん「活動レポート」

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松葉杖歩行練習

職種
理学療法士
派遣国
ネパール連邦民主共和国
派遣期間
2011年1月〜2013年1月
出身
愛媛県

活動レポート

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病院スタッフ

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病院から見えるガウリシャンカーヒマール

みなさんこんにちは。伊藤 徹哉(いとう てつや)と申します。

私は今、ネパールにて青年海外協力隊で理学療法士隊員として活動中です。

皆さん、ネパールの場所はご存知ですか?中国とインドの間にある国で、世界一高い山、エベレストがあることで有名です。活動先は首都より東に約100kmに位置する山岳地域で、配属先は地方病院であるガウリシャンカー・ゼネラル病院で、院名は病院より一望できるガウリシャンカーヒマラヤ(7.145m)に由来します。

活動は病院の理学療法部門の立ち上げに関わり、患者への理学療法の提供とスタッフへの理学療法技術支援を主に行い、地域巡回支援も始めています。ネパールに理学療法士は居ますが主要都市にしかおらず、地方にはいません。私と一緒に活動を行っているスタッフも無資格で、伝える事の難しさを感じています。巡回時には山を2〜3時間歩く事もあり、活動を行う前に自身がぐったりになる事もありますが、現地の人の優しさや大自然に助けられ、癒され、活動を続けられています。

食事は主にダルバートを食べます。ダルは豆のスープ、バートはご飯の事を意味します。名前からも察しがつくように、ご飯と豆のスープがあり、その他に青菜料理、野菜料理、漬物、肉料理がつきます。これを右手でプレートの中で混ぜて食べます。おかわり自由で、断わらない限り、店員がおかわりを持ってきてくれます。ネパールにお立寄りの際はどうぞ、食べてみて下さい。

※伊藤さんの活動については、『広報とうおん』−ふれあい広場−に掲載されております。

ヒューマンストーリー(Before 派遣前)

参加動機は?

中学生の頃、ボランティアサークルに所属しており、その頃にストリートチルドレンの存在を知り、かなりショックを受け、青年海外協力隊を目指す。私の中で漠然と医療の道を目指し、現職となる。

応募にあたってのセールスポイントは?

専門的に、幅広い疾患を診て来た事と、国際協力関係の集まり等に積極的に参加したこと。

応募にあたってのウィークボイントは?

特にありません。

試験に際して、苦手分野をどう克服しましたか?

私の場合、専門的な部分が大きかったので、さほど困難ではなかった。語学のテスト(英語)が難しかったので、受験前に知人に教えてもらいながら勉強した。

応募にあたって何か特別なことをしましたか?

中学の頃から目指していたこともあり、資格を取った後は、幅広い疾患を経験出来る総合病院を選び、経験を積んだ。

応募者へのアドバイスをお願いします!

  • 考えこまない。思ったように行動してみる。
  • ポジティブさ!
  • 失敗をおそれない。
  • 意気込みすぎない