かつてないほど相互依存、相互補完関係が深まっているこの世界で、今なお、4人に一人が1日1.25ドルに満たないわずかな収入で生計を立てている状況は、見過ごすことのできない問題だ。
2000年に国際社会が掲げた「極度の貧困状態にある人を2015年までに半減させる」というミレニアム開発目標(MDGs)の達成期限まであと5年。
JICAは貧困削減、教育、ジェンダー平等、感染症など、八つのMDGs達成に向け、国際社会、NGO、大学、自治体、企業、市民と共に協力を進めている。
2009年5月22、23日、北海道で「第5回日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議(通称:太平洋・島サミット)」が開催された。日本政府は今後3年間で500億円規模の支援を約束し、サミットは終了。地理・地勢に由来する島特有の問題に加え、いまや気候変動への対応も迫られる大洋州諸国に対して、JICAは何ができるのか。インフラ、水産資源、気候変動、廃棄物、教育、保健医療をキーワードに展開するJICAの活動を紹介する。
新JICA誕生を機に、2008年10月に創刊された広報誌「JICA’s World」から、世界100カ国以上の現場で活躍する人々の物語をピックアップして紹介する。