ブラジルは、日本の支援を受けながら、同時に自らも途上国を支援している。国際協力予算も、ここ3年は毎年1.5倍以上の勢いで伸びている。その対象は60ヵ国に上り、日本と共同で支援を行っているケースも多い。2010年秋、ブラジルを訪れ、そうした国際協力の担い手機関を訪問した。
ニカラグアでは、貧困を抱える都市や都市近郊、村落において、家族(絆)、コミュニティ(連帯)、社会(多様な文化)という各レベルを対象に、個人の能力と組織機能を強化し、直接便益が貧困層に届くプロジェクトを推進している。ラテンアメリカのストリートチルドレン、スラム、先住民族等に関して、豊富な取材経験のある日本人ジャーナリストの工藤律子氏、フォトジャーナリストの篠田有史氏が取材した。
ホーチミンのチョーライ病院に対する日本の技術協力がスタートしたのは、ベトナム戦争が激化する1966年のこと。以来、チョーライ病院とJICAは固い絆で結ばれ、JICA史上最も長い協力関係を誇るプロジェクトの一つとなっている。このプロジェクトに象徴されるように、JICAとベトナムは固い絆で結ばれており、2008年度の援助額は、東南アジア地域ではインドネシアに次ぐ第2位となっている。ハノイが建都1000年を迎える今年、JICA広報アドバイザーを務めるイギリス人ジャーナリスト、レイモンド・ウィルキンソン氏がベトナムを訪れ、JICAの活動の現場をリポートした。
(JICA英文サイトよりの抄訳 http://www.jica.go.jp/english/news/focus_on/vietnam2010/index.html)
旧知のJICAモンゴル事務所長、石田幸男さんから、日本語で印刷された週刊新聞『国営モンゴル通信』が筆者に送られてきた。A3版8ページの新聞の記事で、「ハルハ河戦勝記念日」前後に国際シンポジウムや諸行事があるのを知った。「ハルハ河戦争」という耳慣れない戦争とは何か?日本では「ノモンハン事件」といわれている国際紛争のことで、2009年8月26日に行われる70周年記念式典にロシアのメドベージェフ大統領がモスクワから訪問するとわかって、急に首都ウランバートルへ旅しようと思い立った。8月22日から9月9日まで、モンゴル各地に滞在、社会と人びとを見聞した。