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所長あいさつ

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日本のシリアに対する協力の歴史は古く、1970年に柔道・空手の青年海外協力隊の派遣に始まり、1985年には日本・シリア技術協力協定が締結され様々な分野で協力が実施されてきました。

2000年のバッシャール大統領就任以降は、自由化・開放路線が鮮明となり、社会経済開発5カ年計画では、社会市場経済の導入、教育と保健の重視、地域開発と環境に配慮した持続可能な開発の実施が促進されています。JICAは5カ年計画に沿い、水資源管理、環境保全、経済・社会システムの近代化、社会サービスの拡充への協力に取り組んでいます。

また、地域の平和と安定に直接貢献する事業として、シリア政府との協働で、イラクとアフガニスタンを対象とした電力と農業分野の研修やUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)との協力を実施しています。

中東の国シリアは日本からは遠い国と思われがちですが、国民は総じて親日的で、日本に対する強い信頼と大きな期待を寄せています。これまでの日本とシリアの協力の実績、約2000名の研修員受入、約500名の専門家(長期・短期)派遣、約700名の青年海外協力隊・シニア海外ボランティア派遣等を通じ、シリアのよりよい国造り・人造りのために、一層の努力をしていきたいと思います。皆様方のご支援をお願い申し上げます。

シリア事務所長 岩崎 薫