国際協力セミナー(協力隊を知ろう)&エッセイコンテスト2010授賞式が終了しました(2011年2月5日)
国際協力セミナー(協力隊を知ろう)
「協力隊を知ろう!」をテーマに国際協力セミナーを開催しました。JICAマスコミ派遣事業でネパールとフィリピンにて協力隊等の活動を連載していただいた岩手日日新聞社 似鳥政美記者と、セネガルへ助産師として派遣された向谷地百合子帰国隊員にお話を頂きました。セミナーには午後に開催するボランティア家族会にご出席されるご家族の方や学生の方、一般の方など50名以上の方にお集まり頂きました。アンケートからは、
・お二人の話から、「海外ボランティア」は「活動が終わってからが大事」ということがとても印象に残った。その国その国の文化があるので、自発的に変わろうという意識を持つことの難しさを実感しました。ボランティアと地元の人達がお互いに助け合うというところから、何かが生まれスタートするのだろうと思いました。
・中学生のわたしではまだまだ知らない部分が多い、国際協力の次活動でしたが、今日は生の体験を知ることができてよかったです。
・講演の方、お二人共、現地での貴重な体験や取材など、具体的で分かりやすかったです。写真もよく状況を伝えていて、理解が深まりました。
・今までほとんど無関心だったのか、私共でも何か出来そうな気がしてきました。
という声を頂きました。
エッセイコンテスト2010授賞式
JICAでは、次の世代を担う全国の中学生・高校生を対象に、開発途上国の現状と国際協力の必要性について理解を深め、国際社会の中で日本は何をすべきか、また、自分たちひとりひとりがどう行動すべきかについて考えてもらうことを目的として実施しています。今年で中学生の部は15回、高校生の部は49回を数え、上位入賞者の方々には、JICAが協力を行っている開発途上国へ研修旅行に行く機会を提供しています。
今年は「行動〜地球の仲間のために、私たちができること〜」をテーマに中学生の部 47,081点、高校生の部 24,234点、総数71,315点ものご応募をいただきました。岩手県内でも800通以上、全国でも7万通以上の応募がありました。昨年12月下旬に選考結果が発表され、岩手県内入賞者は、中学生の部個人賞3名と学校賞1校、高校生の部個人賞3名と学校賞3校でした。以下、入賞された方と学校様です。応募してくださった皆さまも含め、ありがとうございました。
《中学生の部 入賞者》
独立行政法人国際協力機構東北支部長賞 後藤聖那さん(金ケ崎町立金ケ崎中学校)
佳作 沖村俊平さん(花巻市立花巻中学校)
岩手県青年海外協力協会会長賞 大森彩加さん(盛岡市立仙北中学校)
学校賞 盛岡市立城西中学校
《高校生の部 入賞者》
岩手県青年海外協力協会会長賞 石亀伶奈さん(盛岡中央高等学校)、藤原理奈さん(盛岡中央高等学校)、田中美優さん(盛岡中央高等学校)
学校賞 盛岡中央高等学校、岩手県立花巻南高等学校
特別学校賞 岩手県立盛岡農業高等学校
2月5日(土)にいわて県民情報交流センター(アイーナ)6階団体活動室1にて授賞式を開催しました。中学生の部で独立行政法人国際協力機構東北支部長賞を受賞された後藤聖那さんには「子どもたちの幸せのために」という題の作文を朗読して頂きました。授賞式に参加していただいた方からは、「中学校の方々のエッセイの純粋な気持ちがあらわれた文章に涙がでるようでした」という感想を頂きました。
入賞作品の審査に関わった、岩手県青年海外協力協会(OB会)の社内憲生さんからは、以下の講評を頂きました。
中学生の部の大森さんの作品は、ガールスカウト活動での海外からの参加者と接した体験において、国際交流によって得られた感動と、そこから芽生えた問題意識について、生き生きと自分の言葉でつづられている点においてとても素晴らしかったです。
高校生の部は3名の受賞となりましたが、石亀さんは世界の貧富の差に衝撃を受けたことについて、田中さんはアフガニスタンの子供に対し、ほんの少しの行動でも多くの笑顔が得られるという感動について、藤原さんは留学生との交流から生まれた喜びについて、それぞれの熱い思いが伝わってくる素晴らしい作品でありました。
これら4作品を、われわれ岩手の青年海外協力隊OBより、将来の国際協力の担い手として期待し、応援したい作品として選ばせていただきました。みなさんには、ぜひこの思いを持ち続けていただきたい。そしてまわりの家族や兄弟、友達に拡げていただきたいと思います。本日はおめでとうございました。
報告者:JICA岩手デスク 工藤