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平成21年度2次隊 岩手県庁へ帰国表敬

2011年11月21日

 霙がちらつく寒さの中、2011年11月21日、平成21年度2次隊(9月末帰国)が岩手県庁へ帰国表敬を行いました。

 今回、岩手県庁を表敬した帰国隊員は、平成21年度2次隊シニア海外ボランティアでウルグアイへ農業栽培の指導で派遣された工藤義則さん、青年海外協力隊としてケニアへ村落開発普及員として派遣された武田郁恵さん、同じく村落開発普及員としてパプアニューギニアへ派遣された菅原光さんの3名です。

 千葉茂樹地域政策部長から、派遣国の事情や活動内容などについて質問され、それぞれの活動で成功したことや失敗したなどを各自熱心に説明しました。

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岩手県千葉茂樹地域政策部長と畠山智禎NPO・文化国際課総括課長、千葉義郎文化振興担当課長を表敬

工藤さん:
「冬場の簡易ビニールハウスやトンネル栽培の普及による、作期の拡大による周年栽培の確立。白菜、オクラ等の新品目の栽培普及に成功しました。」

武田さん:
「地域住民の自主性を促すために戦後の日本がどのように発展したかということを紹介し、ケニア国内の他の地域では生活、健康改善のためにどういった活動が行われているかを知るために、住民のためのワークショップや見学ツアーを企画しました。これは地域住民の活動に対するモチベーションが向上したので良かったです。しかし、催し物を行う際に参加者に『手当て』を払う習慣のあるケニアで、『自主性』にこだわりすぎ、その習慣を無視してしまったので、ケニア人から反感を買ってしまいました。」

菅原さん:
「州で栽培されたお米の宣伝のため、 農業局が農家からお米を買取り、市場販売を行いました。 市民へのお米の宣伝だけでなく、農家さんのやる気向上にも繋がったと思います。」

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岩手県千葉茂樹地域政策部長、工藤義則さん、菅原光さん、武田郁恵さん

 最後に千葉茂樹地域政策部長から「これからJICAボランティアへ志願する方へのアドバイスをお願いします」という質問に対して、各自以下のとおり答えました。

工藤さん:
「最近、若い人が海外へ出なくなってきています。帰国後は自分のキャリアにもつながりますし、貴重な人材です。張り切って出発して欲しいと思います。県庁さんには、働く場所の協力をお願いしたいです。」

武田さん:
「自分がいかに日本人のことを知らないかを知りました。日本が平和すぎて危機感や問題に対してあまり疑問を感じていないようですが、日本人として日本のことを勉強して欲しいと思います。」

菅原さん:
「JICAボランティアに興味がある人は参加して欲しいです。だけど、〜したい、〜を教えたい、という気持ちが強すぎると活動は挫折します。もっと謙虚になって、相手の意向をよく聞き、逆に教えてもらう姿勢で活動に望み少し伝えることが大事です。」

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表敬後、カフェで隊員時代の活動や帰国後の進路などについて話が弾みました。



 (岩手デスク 工藤敦子)