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「教師海外研修・授業実践訪問」第1回 in 水戸市立双葉台小学校

2011年11月8日

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教室掲示(1)ガーナ国旗

10月29日(土)、水戸市立双葉台小学校にて、教師海外研修・授業実践「どんなつながりがあるだろう 〜ガーナと日本〜」(全4回)が行われました。

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教室掲示(2)ガーナの小学校・食べ物・漁業などの写真

実践者は、長谷川宏美先生(5年生担任)です。3回目の授業となる今回は、「海外で活躍する日本人(1)〜ガーナの稲作〜」がテーマ。ガーナの食生活や米の消費量の増加、米作りの現状と課題について学び、「どうしたらガーナの米の収穫量が増えるだろう?」ということを社会科の学習や田植え・稲刈りの経験を生かしてみんなで考えました。その後、ガーナで行われている天水稲作持続的開発プロジェクトの活動について学習しました。

「この人たちは、ガーナであることをしています」 

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この人たちは、ガーナで何をしているのでしょう?

最初にスライドに映し出されたのは、何人かの日本の人たちの写真。何やら話し合いをしているようです。「この人たちは、ガーナであることをしています。」さて、何をしているのでしょう?

ガーナの食生活 

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「フーフー」をつく男の人

ガーナでは、近年、昔からの主食であるキャッサバ芋やヤム芋、トウモロコシ、プランテーン(バナナ)等に代わり、特に都市部で米の消費量が増えています。しかし、ガーナ国内での米の生産量は多くなく、またひび割れ米や小石の混入の問題もあり、輸入米に頼っているのが現状です。
先生は、「フーフー」(おもちのようなガーナの主食)をついている様子の動画をみんなに見せました。「男の人がフーフーをついています。日本のもちつきと似ているね。けっこう力仕事だよ。」「最近は、フーフーよりも調理が簡単で、長期保存もできるお米を食べる人が増えているんだって。」

「ガーナの米作りの様子を見て、どんなことに気づいたかな?」

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ガーナの米作り「どんなことに気づいたかな?」

次に先生は、ガーナの米作りの様子を写した2枚の写真をみんなに見せました。「ガーナの米作りの様子を見て、どんなことに気づいたかな?班の人と話し合ってみよう」

「雑草が多い」「(植え方が)てんでバラバラ」「手入れがされていない」などの意見が出ました。

先生は、「そうですね。みんなも稲刈り体験学習でやりましたが、日本では田植えをしているよね。この写真では、コメは直播き(じかまき)でまかれていて、稲がばらばらになっているね。雑草も多いね。」

実際、写真のような場所では、面積当たりのコメの収穫量は低いのが現状、とのことでした。

「ガーナで収穫量をアップさせるには?」

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「どうしたらガーナの米の収穫量が増えるかな?」と長谷川先生

「それでは、どうしたらガーナの米の収穫量が増えるかな?班の人と話し合ってみよう」と先生が質問しました。
話し合った結果、「もみをきちんとまく」「品種改良をすれば」「苗を育てて田植えをする」「日本の作り方を学ぶ」「稲作に合う土地にすればよい」「みんなで作業する」などの意見が出ました。

日本人専門家の支援

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ガーナ現地で稲作技術を指導する大原専門家(左)

ここで先生は、ある新聞記事をみんなに配りました。
「この新聞記事は、授業の最初にみんなに見てもらった、日本の専門家の人についての記事です。記事に出ている人は大原専門家と言って、米作りの技術をガーナの人たちに教えている専門家です。記事を読んでみましょう。何がわかるかな?」

記事を読んでみると、大原さんら専門家は、稲作のモデル地区を作り、農家の人たちに、畑の耕し方、苗の植え付け方法、除草の方法など稲作の技術を伝え、技術を学んだ人たちが各農家にその技術を広めていっていることがわかりました。

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豊かに実った稲穂

最後に、「今日、大原さんたち専門家の活動を知って、どう思いましたか?」と先生は聞きました。

「お金をあまりかけない方法でなっているのはすごい」「もしも自分がガーナ人だったら、すごくありがたいと思うと思う」「ガーナのコメの輸入量が少しずつ減るんじゃないかな」「大学生の時に夢を持ってから、今まで何十年もずっとそれをやっているなんてすごい」などの意見が出ました。

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ガーナ展示コーナー(1)ガーナの食べ物

今回の授業で、5年生の皆さんは、ガーナの米作りの様子(写真)を観察し、田植えや稲刈り体験学習でやったことを思い出しながら、「どうしたら、ガーナの米の収穫量が増えるのだろう?」と考え、意見を出し合いました。良いアイデアがたくさん出ました。また、ガーナで活躍する日本人専門家の人たちは、「お金」ではなく、日本の「技術」を伝えていることが、だんだんとわかってきました。

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ガーナ展示コーナー(2)野口英世の伝記(左)とガーナ語の教科書(右)

次の授業(第4回)では、今回学んだことをもとにして、その他のプロジェクトを紹介しながら「本当の支援とは何だろう」「自分にできることは」について考えていきます。

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