リモートセンシング及びGIS

背景と目的

当機構は、鉱物探査の高度化・効率化を図るため、トルコ鉱物資源総局(MTA)に対して技術協力プロジェクト「地質リモートセンシング」を2000年〜2006年に実施し、観測衛星センターのリモートセンシングデータ利用の実用化を支援してきました。他方イラクでは、各種都市インフラ整備事業が急ピッチで進められており、これに伴う土木構造物の配置状況を正確に把握し、都市開発及び地域開発をより計画的に進める必要が生じており、リモートセンシング及びGIS技術の活用が求められています。本事業は当機構の過去の支援に基づいて蓄積されたトルコの知見・技術を通じ、リモートセンシング及びGIS技術に係る支援をイラクに対して行うものです。

事業概要

本事業はトルコにおいてイラク人向けに研修を実施し、イラク研修員のリモートセンシング及びGISにかかる知識・能力の向上、同技術の具体的な適用・応用について理解の促進を図ることで、イラクにおける経済・社会開発を支援するものです。