OB・OGからのメッセージ
OB・OGも参加前は皆さんと同じ不安・悩みを抱えていました。直面した出来事に対してどの様に乗り越えたのでしょうか。体験談を頂きました。
- JICAボランティアへの道
「学生から協力隊へ」 青年海外協力隊 有馬由紀(ザンビア・理数科教師) - 現地での活動
「インシャッラー!」 青年海外協力隊 酉水晴子(ニジェール・体育、一般短期・バレーボール) - 帰国後
- 活動を振り返って
「2年間の活動〜そしてこれから」 青年海外協力隊 長谷川拓(マダガスカル・村落開発普及員)
JICAボランティアへの道
「学生から協力隊へ」
有馬 由紀 派遣国:ザンビア 職種:理数科教師

大学4年の秋、ふらっと立ち寄ったコンビニで青年海外協力隊募集要項を手にとったことが私と協力隊の出会いです。それまでは「協力隊って何?」という感じで何もわからない協力隊初心者でした。募集要項の表紙に写っていた開発途上国の人々の写真が印象的でそれから募集要項やJICAホームページを読みこんで協力隊の勉強をし、運良く大学卒業後理数科教師で参加することができました。協力隊合格直後は「周りの友達は社会人としての第一歩を踏み出していくのに自分は別の道に進んでも大丈夫?」と将来への不安を強く抱いていました。大学を卒業してそのまま協力隊に参加したためアルバイトでしか教師の経験がなく語学力も十分でない私でしたが、現地の同僚や生徒たちに助けられながらなんとか活動をしていきました。価値観や生活環境が全く異なる現地での生活は、私に喜怒哀楽を与え社会人として旅立った友人たちとは違う自己成長の機会となりました。
現地での活動
「インシャッラー!」
酉水 晴子 派遣国:ニジェール 職種:体育 一般短期・バレーボール

私は西アフリカのニジェール共和国で体育隊員として2年間、その後バレーボール短期派遣ボランティアとして1年近く活動して、ボランティアの難しさと何より面白さを知りました。体育隊員として中学校で体育の授業をしていましたが、生徒たちは集団行動・順番を待つ・周囲の状況を見ることなどが出来ず、課外活動でバレーボールをしていても「今のは反則だ、俺たちの得点だ」と始まれば収拾がつきませんでした。「時間を守れ」と言えば「インシャッラ〜(神が望めば)」と答える生徒。「自分次第だろ!?」と日本人の私は正直カチンときましたが宗教や風習、価値観の相違など理解するにつれて、私にとってかけがえのない愛しい子たちだと感じるようになりました。バレーボール短期派遣ボランティアとしての活動中に、バレーボール活動を通して元生徒たちと接していた私は、審判の判定に従い、口喧嘩をせず、仲間を励ます彼らの成長ぶりに「お前たち、大きくなったな」と嬉し涙を堪えながら心いっぱいに幸せを感じて、まるで我が子を見守る母親の心情で彼らの頼もしい姿を眺めていました。こうしてニジェールの子どもが好きになった私は「今後も彼らの未来の為に何かしたい」と考えています。また会おうね、インシャッラ〜!
活動を振り返って
「二年間の活動〜そしてこれから」
長谷川 拓 派遣国:マラガスカル 職種:青少年活動

派遣が決まり駒ヶ根での3ヶ月の訓練を経ていざマダガスカルへ・・・ここから2年間の隊員生活が始まった。配属先の小学校のある村は首都近郊とはいえ電気水道もなく日本の便利な生活に慣れた体が村の生活に慣れるのにはかなりの時間がかかった。家族の様に親切にしてくれる村人がいなければ任期を全うできたか。活動の方は思っていた以上にいろいろと迷ったが焦らず自分の出来る事で村人のニーズに合ったものをじっくりと考えた。また自分は今後もこの任地に隊員派遣を希望していたので長い目で見た土台作りの様な活動をイメージしていた。結果として青少年活動ではないのでは?と思われがちだが野菜栽培で学校の運営資金を作った。一つの成果として売り上げから子供たちを空港見学に連れて行く事が出来た。子供たちに良い経験をさせてあげられたと思っているし自分の中でも良い思い出になっている。今振り返ってみればあっという間の二年間だったが貴重な体験をたくさん出来た充実した二年間だった。親切なマダガスカル人や日本人の方に本当に感謝している。
〜そしてこれから
帰国後約3ヵ月後に短期隊員として1ヶ月間マダガスカルに戻った。改めてまた戻ってきたいという気持ちが大きくなった。現在はまったく他の仕事をしているが語学の勉強を続け機会を見つけまた戻りたいと思っている。