JICA横浜の概要

「JICA横浜」とは独立行政法人 国際協力機構 横浜センターの通称です。JICA横浜は、開発途上国への協力事業の国内拠点として、併設の海外移住資料館とともに2002年4月にオープンし、神奈川県と山梨県を所管しています。

JICA横浜が実施する事業は、開発途上国からの研修員受入事業(青年研修を含む)をはじめ、市民参加協力事業、移住者・日系人支援事業、中小企業支援・民間連携事業、ボランティア事業など幅広い分野にわたっています。

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JICA横浜外観

さらに、併設の海外移住資料館では日本人の海外移住の歴史と移住者の足跡を展示し、いわば国際協力の先駆者である日本人移住者に関する知識普及を目指しています。

また、当地域の国際協力の拠点として、市民の皆様にこれら事業を紹介し、国際協力に対する理解を深めていただくために、「JICAプラザよこはま」を設けています。2021年に完全リニューアルを行い、国際協力に関連する国内外の著名なアーティストが参加した常設展示を設置しました。また、講演会等さまざまな広報活動も実施しているほか、世界各国の料理を楽しめるレストランを一般開放しています。

様々な文化や海外移住の発祥の地でもある横浜みなとみらい地区にあるJICA横浜を、お気軽にご利用ください。

JICA横浜の沿革

1956(昭和31)年 海外移住センターの前身となる外務省横浜移住斡旋所が横浜市に開設される
1961(昭和36)年 神奈川国際水産研修センターの前身となる社団法人アジア協会三崎国際研修会館が神奈川県三浦市に開設される
1974(昭和49)年 神奈川国際水産研修センターが横須賀市に開設される
2002(平成14)年 海外移住センターと神奈川国際水産研修センターを統廃合し、横浜国際センターが横浜市中区に開設される。同時に、横浜国際センター内に海外移住資料館が開設される
2014(平成26)年 所管地区に山梨県が追加される
2018(平成30)年 横浜センターに名称変更される