「さしすせそ」の「せ」について、しょうゆぅ(そういう)こと。
日系研修員
山口 鈴香さん(ボリビア)
ボリビアの日系人女性(山口 鈴香 研修員)が、日本人の食卓には欠かせない調味料“しょうゆ”について、日本で研修しました。
和食の味付けの基本になる五つの調味料は、「さしすせそ:砂糖、塩、酢、しょうゆ、味噌」ですが、その中でもしょうゆについては、日本人の思い入れは強いようです。外国生活で無性に和食を食べたくなった時、思い浮べるのはしょうゆ味の料理ではありませんでしたか?
日本の食文化を色濃く引き継ぐ日系人も、しょうゆ味への欲求は非常に高いようです。
大手醤油メーカーは、販売額の3割が海外であり、世界各地に生産工場を持っています。また、日本以外のメーカーが現地生産しています。今やしょうゆは、世界の調味料と言えます。
しかしながら、その中には、名前は“しょうゆ”でも、似て非なるものも存在します。それは、原料や製造工程が違うからです。
山口研修員の出身国ボリビアでは、僅かに自家用でしょうゆを製造している方もいますが、購入できるしょうゆはブラジル製品が多く、原料のうち入手難である小麦の代わりにトウモロコシを使用しています。したがって、風味は日本製品と相当違います。
一方で、ボリビアでは、しょうゆの主原料である大豆、小麦、塩が確保できます。山口研修員は、かの地で正統な日本式しょうゆを製産することを目指して製造技術の取得に励みました。
百聞は一見にしかず。
山口研修員が来日してしょうゆの製造に取り組む研修の様子が、外務省動画チャンネルで視聴できます。以下の関連リンクからぜひご覧下さい。
(文:JICA横浜 市民参加協力課 内田 誠)