北岡理事長が国連ハイレベル政治フォーラム2020サイドイベントでビデオメッセージを発信

7月7日～16日、今年の国連ハイレベル政治フォーラム（HLPF2020）が開催され、「SDGs達成に向けての行動の10年」をテーマに大臣級ハイレベル会合、各国政府・国連機関等が主催する様々なサイドイベント等が行われました。7月13日に日本政府が南アフリカ・ジョージアと共に主催した母子や若者の健康に関するサイドイベントのオープニングでは、南アフリカ大統領に続き、北岡理事長が冒頭スピーチを行いました。

冒頭、北岡理事長は、新型コロナウイルス感染症に打ち勝つためには、全ての人々が尊厳を持って生きること、つまり人間の安全保障の実現を目指すべきであることを強調しました。さらに、日本・JICAの協力事例として、（1）西アフリカ地域の感染症対策において中心的役割を担っているガーナ野口記念医学研究所、（2）JICAボランティアが作成に関わり、マダガスカル水・衛生大臣が普及する「手洗いソング」、（3）各国で活用されている母子手帳について紹介しました。また、JICAが世界で強靭な保健医療システムを構築するための新たな協力イニシアティブを計画中であると述べました。