2018年1月19日
倉島タイ味の素社長講演
講演風景
質疑応答風景
テレビ局インタビュー風景
去る2018年1月16日、今回で5回目となる経済団体連合会(経団連)寄附講座「Sharing Business Value to Myanmar Society」がミャンマー日本人材開発センター(MJC)にて開催されました。
会場には、ミャンマー人及び日本人116名の聴衆が、講師である味の素株式会社アセアン本部長兼タイ味の素社長の倉島薫様の講義を受講しました。
味の素株式会社は、5つのA(Affordable、Available、Applicable、Acceptable、Attractive)を軸にした徹底的な現地適合と、ASV(Ajinomoto Group Shared Value)を通じ事業拡大に取り組んでいます。アセアン諸国におけるASVでは、ベトナムでの学校給食による児童の栄養改善プロジェクト、タイでの「VICTORY PROJECT®」と呼ばれる「アミノバイタル®」配布によるオリンピック代表チームへの支援、更には「勝ち飯®」と呼ばれる栄養バランスの取れた食事の普及啓発に取り組んでいます。
同社はミャンマー向けに、1930年代から、「AJI-NO-MOTO®」を輸出しており、現在、ミャンマーは、アセアン諸国の中でうま味調味料の消費量第3位となっています。また同社は、2016年にミャンマー味の素食品社を設立。ミャンマーの人々に安心して使用いただける「AJI-NO-MOTO ®」を提供していくと共に、ミャンマーの人々が健康的な生活をおくること、人々が笑顔になることに貢献することでミャンマーの人々とビジネスの価値を共有することを目指しています。
講演後半では、同社のミャンマーでの事業内容、将来の現地での原料を使った生産体制の整備を希望する意見、「AJI-NO-MOTO®」の安全性に関する活発な質疑応答がなされて、参加者は同社のビジネス及び社会貢献活動に対する理解が深まりました。