ベトナムハノイ 日本式国際ビジネス学士課程 2020‐2021学年度の始業式

2020年11月12日

*始業式には、日本から関東学院大学、立教大学、東洋大学等の代表がオンライで参加しました。

2020年11月5日、ハノイ本校にて、日本ベトナム人材開発インスティチュート(VJCC)・貿易大学の日本式国際ビジネス学士課程(以下JIBという)2020‐2021学年度始業式が開催され、教師及び学生から、コロナ禍の影響による様々な困難を克服し、これをチャンスとする決意が表明されました。

*式典の冒頭に、貿易大学の副学長兼大学内労働組合主席Pham Thu Huong氏が祝辞を述べました。

式典には、JIBプログラムの84人の新入生を含む約300名の学生とその父兄、VJCCの関係者を含む貿易大学の幹部、教師が参加しました。また、プログラムを支援してきた国際協力機構(JICA)や、関東学院大学、立教大学、東洋大学等の日本の大学、ベトナムの経営塾クラブの企業、日本商工会ならびに加盟企業の代表が、会場での参加に加えてオンライで参加しました。


最初のセッションの冒頭に、貿易大学の副学長兼大学内労働組合主席Pham Thu Huong氏が祝辞を述べ、JIBの新入生に対しVJCC及び貿易大学という大家族の一員となることを歓迎する旨伝えるとともに、本大学が実際に基づく教育を重視していること、学生たちに、自然・気候変動などの問題に対して謙虚に、責任感及び革新性をもって取り組むことを促していることを説明しました。

*関東学院大学の規矩大義学長からは、V-Bizモデルパートナーとして引き続き貿易大学と協力してJIBプログラムの学生のために取り組むとのお言葉を頂戴しました。

次に登壇した、Nguyen Thi Hien博士は、JIBにおける質の高い教育、JIBが生徒にもたらす将来のチャンス等に言及しつつ、プログラムの目標、実践的な科目、企業活動の現場視察や企業でのインターンシップなどについて説明し、特に経営戦略や、V-biz科目をプログラムの優れた内容として例示しました。更に博士は、同プログラムが、貿易大学の学内各部署とともに、関東学院大学、JICA、日系企業及びベトナム経営塾企業が支援することで、企業が直面する課題解決の方法を見出し、経営戦略を策定する、学習と実践が両立された貴重の機会となっていると総括しました。

*関東学院大学から、入試成績のトップ3人に、また経営塾第13期の企業からも優秀な学生に奨学金を授与いただきました。

続いて、関東学院大学規矩大義学長は、V-biz科目を担当している機関を代表し、貿易大学と関東学院大学の協力関係の継続を確認し、JIBプログラムの学生のために実践的な教育の実施、質量両面での向上に取り組む旨述べました。

*JICA-VJCC Projectの唐澤雅幸チーフアドバイザー(2020年10月新任、JICA専門家)からは、JICAが優秀な学生に対し5千万ドン相当の研修コース機会を提供することが伝えられました。

第二セッションでは、関東学院大学から、入試の成績トップ3人に奨学金が授与され、経営塾第13期の企業からも5千万ドン相当の奨学金が優秀な学生に手渡されました。JICAも5千万ドン相当の研修コース機会を優秀な学生に提供する旨発表しました。

*K59新入生を代表し、JIBプログラムの入試で最優秀の成績を収めたNguyen Thuy Trang さんがプログラムを運営・支援する人々・組織に感謝を述べました。

最後に、K59新入生を代表し、JIBプログラムの入試で最優秀成績を収めたNguyen Thuy Trang さんが、貿易大学、VJCCインスティチュート、ベトナム内外の機関・組織への感謝を述べるとともに、勉学に励む旨力強く宣言しました。

2020-2021始業式は、JIBプログラムの教師及び学生が、新学期を迎えられる喜びを共有し終了しました。

【画像】

*式典の参加者全員による記念撮影1