ナミビア通信

山本 麗音(派遣期間:2018年7月から2020年3月まで/小学校教育)

青年海外協力隊 職種:小学校教育 派遣国:ナミビア 派遣期間:2018年7月から2020年3月まで
山本 麗音(やまもと れいね)

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私は、京都市で小学校教諭として4年間勤務し、現職教員参加制度を利用して青年海外協力隊として活動しています。私の活動先は、ナミビアの南部、ハルダップ州のダイナフェルドに位置する、アナ・マースドルプ コンバインド スクールです。
活動先では、小学校5年生と6年生に算数、小学校4年生から中学校3年生までの女の子に体育を教えています。

子どもの頃、初めてタイへ行ったとき、日本の様子とのあまりの違いに驚いたと同時に、日本にはない文化や環境に魅力を感じました。それ以来、東南アジアやアフリカの国々に興味を持つようになり、いつか海外で働いてみたいと思うようになりました。
私の勤務していた小学校には、外国籍を持つ子どもが多く在籍していたこともあり、外国の様子を知る多文化学習という時間がありました。外国の暮らしの様子や日本との違いを学習するときの子どもたちは、とても楽しそうで、講師の先生の話を興味津々に聞いていました。
その様子を見て、世界にはいろいろな文化があり、多くの人々が住んでいること、国や地域によって生活様式や言葉が違うこと、何より世界は広いということをもっともっと子どもたちに伝えられたら面白いだろうな、と感じました。
また、旅行ではなく、その土地に住むことで、自分の視野を広げたり、外国籍の子どもたちへの理解を深めたりできるのではないかと考え、青年海外協力隊に参加することを決めました。

月に1回、私が日本で勤めていた小学校の子どもたちに、ナミビアだより「Dankie!!」を書いています。アフリカーンス語で「ありがとう」という意味のDankie。
この通信が、ナミビアの様子やアフリカの様子を、少しでも身近に感じてもらえるきっかけになれば嬉しいです。

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