≪参加者募集!≫オンライン・セミナー「多文化共生・日本社会を考える」連続シリーズ第17回 日本生まれペルー育ち-私のアイデンティティは世界のどこへ?-

2023年1月12日

開催日時

2023年2月9日(木)10:00~11:15

場所

オンライン・セミナー(Zoom。本ページ下部の「関連リンク」よりお申込みください)

内容

1989年にデカセギのため来日した両親の元、群馬県で生まれたペルー日系4世の講師。小学校6年生まで日本で暮らし、家族の都合でペルーに「帰国」。ペルーの日系学校で努力し16才で日本語能力試験1級を取得。映像を学ぶ大学時代に、JICAの研修制度で短期間来日し、自身のアイデンティティに対する考え方が変わったといいます。

突然の帰国での葛藤、日本人・日系人・ペルー人として育った考え方、現在の自身のアイデンティティ、そして得意とする映像、広報の仕事、将来についてお話しいただきます。

国内の日系社会とペルーの日系社会を繋ぎ、自らの成長に意欲的に取り組む若き講師の姿に、多文化共生を体現する日系社会への理解、未来を感じていただけるのではないでしょうか。

発表時間は40分前後、質疑応答時間は30分前後を予定しています。

講師紹介

【画像】

大城 成美 氏(JICAペルー事務所)

大城 成美(おおぐすく なるみ / Narumi Cristina Ogusuku Higa)氏

1996年、群馬県・太田市生まれの日系4世。2008年、小学校6年生時にペルーに居た祖母が病気になり、母とペルーに帰国。ペルーの日系学校で学び、16才で日本語能力試験1級を取得。2019年の大学生時、JICA日系社会次世代育成研修で3週間来日し、自身のアイデンティティに対する考え方が変わる。ペルーの大学で映像を学び、現在はJICAペルー事務所でNGO支援業務、日系研修員支援業務に携わる。2022年、ペルー日系人協会主催「第6回日系若手アート展」参加の招待を受け、自身の経験を元に日本育ちの日系アイデンティティについて問う映像作品「UBICUA(ユビキタス)」を出展。現在26才、ペルー・リマ市在住。

セミナー背景・目的

150年以上前から海外に移住した日本人の子孫、日系人は中南米に200万人以上を数え、日本国内にも約30万人が在住しています。国内の日系社会の現状・課題、日系人の日本社会への貢献、共栄共存、日本のあるべき姿などを題材にJICA内外の関係者に情報発信・共有を行い、今後の課題解決に資することを目的としたセミナーが「多文化共生・日本社会を考える」連続シリーズです。参加費は無料です。

関連リンク

事前の登録が必要です。こちらから、開催日の前日(2月8日)までに登録をお願いします。

ご質問などがあれば、電子メールでJICA中南米部 計画・移住課 木田まで、件名を「2月9日多文化共生セミナーについて」としてお問い合わせください。
メール:5rtpm@jica.go.jp