2019年6月24日
6月11日(火)、JICA研修員7名が千歳市立北栄小学校を訪問しました。今回訪問したのは「道路維持管理」コースでアフリカのベナン、ブルンジ、カメルーン、コンゴ民主共和国、マダガスカル、セネガル、ジブチからの7名。
学校の玄関、ホールにはウェルカムボードと各国の国旗が用意されていて、研修員もあたたかい歓迎にうれしそうな様子でした。
週末の運動会に向けて練習の真っ最中ということで、研修員と運動会の競技練習で交流しました。天気にも恵まれ、グラウンドに集合。
研修員は練習した日本語と母国語のフランス語で自己紹介をしました。子どもたちは聞きなれないフランス語を興味津々で聞いていました。
続いて、5・6年生と一緒に運動会の競技「ハリケーン」と「借り人競争」を体験しました。一本のポールを数人で持って旋回しながら走る「ハリケーン」では、この競技で重要な役割である端のポジションを研修員が担う場面もあり、終了後は拍手が起こっていました。
「借り人競争」では数字を合わせてペアをつくるときに、研修員が覚えた日本語で「イチバン!」「サン!」などと声を出していました。
最後は全校生徒によるよさこいを見学しました。数日後に本番を控えているということで、入場から踊りまで素晴らしい演技に感激。低学年のかわいらしい踊りに笑顔になったり、高学年の迫力ある動きに手をたたいたり、楽しんだ様子でした。
そして子どもたちに手を引かれてよさこいに参加!よさこいは見るのも踊るのも初めてだという研修員でしたが、小さな先生たちを見本にしてがんばって踊りました。
お昼は給食交流として、研修員は各クラスに分かれて子どもたちと過ごしました。クラスの代表が研修員を迎えにきて名前を呼ぶと、手をつないで教室に案内していました。子どもたちから質問を受けたり、研修員から子どもたちに将来の夢を聞くなど、和やかムード。食後は研修員のサインを求めて行列ができる一幕もありました。
その後、スクールツアーとして、校内を案内していただきました。音楽室ではスクールバンドのメンバーに演奏を披露してもらい、大きな拍手があがりました。
楽しい時間はあっという間で、お別れの時間になりました。全校生徒のお見送りを受けて、研修員は名残惜しそうに笑顔を見せていました。子どもたちもバスが見えなくなるまで手を振ってくれていて、お互いにとって思い出深い一日になったと感じました。