2019年7月8日
「夏至の日に、電気を消して、スローな夜を」をコンセプトに札幌市各地で開催されるキャンドルナイト。参加3度目となる今年、JICA北海道では毎年恒例の「世界とつながるオープンマイク de キャンドルナイト」を開催しました。
※オープンマイクとは自由参加型音楽ライブのことです。
2019年6月25日火曜日、レストランカフェ「地球こうさてん」で「第3回世界とつながるオープンマイク de キャンドルナイト」を開催しました。
夕食時間でレストランに集まる研修員と共に、キャンドルの灯のもと、生演奏を聴きながら夕食を楽しめる音楽イベントです。
事前エントリーでは8組の出演者が参加し、当日はタイの研修員が飛び入り参加、1名の出演者はアンコール演奏。
日本の伝統的な子守唄から洋楽の名曲まで様々な楽曲の演奏があり、楽器もギター、アコーディオン、フィンランドのカンテレなど実に国際的でした。各国から来日しているJICA研修員やお客様など、約60名の方にお越しいただきました。
夜はJICA北海道の職員がスワヒリ語で歌うアフリカの曲でスタート。
ギターやウクレレの弾き語りや、アコーディオンとカンテレの音色が印象的な演奏で会場は温まりました。飛び入りで参加したタイの研修員ペアは、ギター弾き語りでジョン・デンバーの「カントリーロード」とタイ語の曲を披露。飛び入り参加とは思えないほどの完成度で観客を魅了。
他にもフラメンコの衣装を着て歌った方、中島みゆきの「糸」など名曲を手話を交えながら披露した方もいました。
今年のオープンマイクも最後はJICA北海道オリジナルのSDGsソングで閉会。
イベント終了後にはお客様と研修員の間で交流が生まれており、研修員の出身国の特徴や札幌の魅力について会話が聞こえてきました。子どもと研修員がハイタッチしている心温まる場面も。この機会を世界と親しむきっかけにしていただけたら大変嬉しいです。
参加者の皆さまからは「歌をうたう人がみな、ステキだった。リラックスして聞けて楽しめた」、「とてもなごやかな雰囲気で、食事しながら楽しめてよかった」といった声や、「国際交流の機会がとても良かった。今後も参加したい」などの感想が寄せられました。
研修員も大変満足した様子で「音楽を通じて日本の方々と交流できて楽しかった」と話していました。
音楽が好きな方、海外の研修員と交流してみたい方、生演奏を聴きながら世界の食事を楽しみたい方。JICA北海道(札幌)「地球こうさてん」では来年も、オープンマイクイベントを開催する予定です。どうぞお楽しみに!
(文責:JICA 青年海外協力隊事務局 黒神みなみ)