民間企業による道路維持の現場をご紹介!遠隔研修コンテンツ作成中!

2020年12月9日

 JICA北海道(札幌)では地域開発、保健医療、農畜産業、教育、社会基盤整備といった分野でアジア、アフリカ、中近東、中南米などの開発途上国の技術者・行政官などを対象とした研修を、道民の方々の協力のもとで行っています。

 JICAでは、コロナ禍で研修員の来日が叶わないことから、遠隔研修実施のための準備を進めています。今般、札幌市白石区の道路維持管理会社での撮影風景をご紹介いたします。

 札幌建設運送㈱は、小樽から北広島を結ぶ国道の管理と、札幌市内6千キロの市道を他の民間会社と協働して維持管理を行っている会社です。夏場は道路の補修、冬場は除雪や凍結防止剤散布が主な業務です。この日は会社概要、普段の道路維持管理についての講義、補修の実演を撮影させていただきました。

 昨年度参加の研修員によれば、自国の道路管理は政府主導が一般的であり、民間が主体的に動くことはほぼないそうです。破損を見つけるためのパトロール、ひび割れや小さい穴を応急的に埋める作業等、民間主導で維持管理を行い、発注者である行政機関に報告する仕組みは、驚きをもって聴講いただけるものと想像しています。

 撮影した映像は吹替言語を挿し込んでコンテンツ化して配信します。道路維持管理コースは、Aコースが翌年1~2月に、Bコースは翌年2~3月に各々オンラインで実施予定です。

道路維持管理(A)コース:中央アジア・ロシア語圏5か国8名を対象
ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン

道路維持管理(B)コース:アジア英語圏等10か国10名を対象
アフガニスタン、インドネシア、カンボジア、タイ、ブラジル、ベトナム、ミャンマー、モンゴル、ラオス、レバノン