2021年11月24日
11月12日に松山市立潮見小学校で6年生を対象にJICA海外協力隊経験者3名が出前講座を行いました。生徒は事前に講師の派遣された国について調べ学習をしており、当日は興味深々に話を聞いていました。
モンゴルはどこ?
「今、話を聞く前に途上国ってどんなイメージがある?」と児童たちに投げかけ、その後モンゴルの話をスタートしました。話を聞いた後の児童たちは「途上国とかモンゴルは暗いイメージがあったけど、今は明るくて楽しそうなイメージがあります!」と答え、モンゴルやモンゴル人の新たな一面を知ったようでした。
ガーナの服に触ってみよう!
ガーナの伝統的な服や太鼓を持参し、実際に児童たちに触れてもらいました。服の素材が日本と違うことや、太鼓をたたいて音色を聞くなどたくさんの体感があったようです。またある児童からは植民地についても質問があり、目に見える文化だけでなく歴史にも興味を持っていました。
トンガの食文化
児童たちと同世代の小学生の話をしたとき、「トンガに給食はありません。そして自分が食べ物を持っていたら、周りのお友達に分けてあげます。」と紹介しました。児童たちは、当たり前のように出てくる給食に感謝したり、栄養バランスを考える日本の取り組みがトンガにはないことを知りました。
小学校の出前講座では、途上国の現状を知り異文化理解を深めることで、世界に対する視野を広げるお手伝いをしています。また、協力隊経験者の出会いがキャリア教育にも繋がればと願っています。
潮見小学校の6年生の皆さん、ありがとうございました!