アフリカ支援に向けて連携強化を確認−国連世界食糧計画事務局長が緒方理事長を表敬

2007年10月16日

【写真】

ジョゼット・シーラン国連世界食糧計画(WFP)事務局長

緒方貞子理事長は、10月12日、来日中のジョゼット・シーラン国連世界食糧計画(WFP)事務局長と会談しました。シーラン事務局長は4月の就任後、初めての来日です。

WFPは主に飢餓や貧困に苦しむ人々、紛争や自然災害などの被害を受けた人々への食糧支援を行っています。シーラン事務局長は、アフリカ支援の重要性と近年WFPが人道的な緊急対応に加え、人々が自ら食糧生産を行ったり、食糧を調達したりする能力を強化する支援にも力を入れていることを紹介。来年5月のアフリカ開発会議(TICAD IV)を控え、JICAと学校給食などのプログラムを通じて一層の連携を進めることに期待を示しました。

【写真】

会談する緒方理事長とシーラン事務局長

現在JICAは、アフリカでWFPのFood-for-Work(労働の対価として食糧を支給)やFood-for-Training(研修参加者に食糧支給)などのプログラムとプロジェクトレベル、ボランティア(青年海外協力隊員)レベルで連携しています。緒方理事長は、JICAがアフリカで農業、教育、保健・医療、水の4分野に重点を置き分野横断的に事業を実施していることを説明。アフリカの持続的な開発に向けた包括的な支援の重要性や貧困削減に向けた国際的な対話の必要性を述べました。