緒方理事長、韓国国際協力事業団のシン総裁と会談

2007年12月21日

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韓国国際協力事業団(KOICA)のシン総裁を歓迎する緒方理事長

緒方理事長は、12月20日、来日した韓国国際協力事業団(KOICA)のシン総裁と会談しました。

KOICAは、1991年4月に設立され、韓国の対外支援のうち無償資金協力と技術協力を実施している援助実施機関です。KOICA設立にあたり、JICAはKOICA職員を受入れ、援助手法、組織、制度などの実務研修を行い協力しました。また、東南アジアや東アジアの国を対象にした大気環境保全管理や水質環境改善などをテーマとする研修コースを2000年度から共同で実施しています。

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KOICAのシン総裁

会談の冒頭、12月7日に韓国で発生した油流出事故を受け、日本政府が行った国際緊急援助隊専門家チームの派遣や油吸着材の緊急援助物資の供与に対し、シン総裁から感謝の意が表明されました。

また、シン総裁は、韓国は2010年にDAC(OECD開発援助委員会)入りを目指しており、それに伴い韓国のODAの増額をしたいと考え関係機関に働きかけている、またアフリカの支援も増やしたいなどと述べました。

これまでの協力関係を継続しつつ、今後もアフリカ支援や援助国間の協調などをJICAとKOICAが引き続き協力して行うことについて、緒方理事長とシン総裁の意見が一致しました。

翌21日、シン総裁は、国際協力総合研修所を訪問し、KOICAの関心が高い専門家の確保に関し、加藤所長から国際協力専門員制度(注)などの説明を受けました。シン総裁からは国際協力専門員や派遣専門家の待遇や男女比など具体的な質問が行われ、JICAの組織や制度への関心の高さが伺われました。