緒方理事長がベリシャ・アルバニア首相と会談

2008年2月8日

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会談する緒方理事長とベリシャ・アルバニア首相

2月7日(木)、緒方貞子理事長は、来日中のベリシャ・アルバニア首相と会談しました。アルバニア首相の日本公式訪問は初めて。

冒頭、ベリシャ首相からは、日本によるアルバニア支援、JICAによる協力に感謝の言葉が述べられました。また、今回訪日中、JICAが開発調査を行った「ティラナ首都圏下水道整備計画」に対し福田首相より円借款供与の約束がなされたことについて感謝し、民間投資に関しても日本のいくつかの企業が関心を持っていることに期待を表明しました。

アルバニアでは、「地域緊急医療センター」の設立を検討していることから、保健医療分野への支援の要望とともに、国内では道路や鉄道等インフラ分野で多くの課題を抱えているため、今後、インフラ分野でも日本の支援に対する期待が表明されました。

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ベリシャ・アルバニア首相

また、コソボの独立は長期的には周辺地域の安定化に寄与するとの認識を述べました。

緒方理事長は、自分が国連難民高等弁務官であったユーゴスラビア紛争時代にコソボからアルバニアに退避する難民受け入れの問題で、アルバニア政府との連絡調整を指揮したことを紹介。これまでのJICAのアルバニアに対する協力は研修員受入れ事業など限定的だが、本年10月に予定されるJICAと国際協力銀行(JBIC)円借款部門との統合を踏まえ、資金協力と技術協力により更に効果的な協力を検討していきたいと述べました。

また、首相から同国政府として人材育成に力を入れているとの言葉を受け、理事長は、アルバニアから日本に招聘した技術研修員の総数が200名を超えていることを紹介し、研修事業は、技術支援に留まらず日本との相互理解を深める意義もあることについて述べました。