緒方理事長 イスラエル・オルメルト首相と会談

2008年2月28日

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イスラエルのオルメルト首相と緒方理事長

緒方理事長は2月27日(水)、来日中のイスラエルのオルメルト首相と会談しました。

イスラエルはODA対象国ではありませんが、わが国が進めている中東和平のための「平和と繁栄の回廊」構想(注)に関係する4ヵ国(イスラエル、パレスチナ、ヨルダン、日本)のうちのひとつで、これまで同構想に向けて協議を重ねてきています。オルメルト首相からは、日本の積極的かつ着実な協力に対する高い評価と感謝が述べられました。

また、JICAはイスラエルの技術協力機関であるMASHAV(国際協力センター)との連携により、エジプトへの農業分野の協力を実施しており、2008年度にはヨルダンに対しても実施する予定です。オルメルト首相からは、一頭当たりの牛乳生産量が世界一であるなど、イスラエルの高い農業技術の紹介があり、今後、アフリカなどの他国への協力の拡大を図っていくことについて意見交換がなされました。

(注)「平和と繁栄の回廊」構想

将来のイスラエルとパレスチナの共存共栄の実現に向けた中長期的な取組みとして、地域協力によるヨルダン渓谷の開発を通じ信頼醸成と経済開発を行うもの。2006年7月小泉首相(当時)が提案。

JICAは同構想の一環として2007年3月から農産物加工・物流拠点整備に関する調査、持続的農業技術確立のための普及システム強化プロジェクトなどを実施してきています。