タイのアピシット首相が緒方理事長と面談

2009年3月12日

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緒方理事長とアピシット首相

タイのアピシット・ウェチャチワ首相が2月6日(金)、都内のホテルで緒方貞子理事長と会談し、二国間の協力関係などについて意見交換を行いました。アピシット首相が昨年12月17日に就任して以来、初めての訪日です。

緒方理事長は会談で、新JICAになって従来の技術協力のみならず、円借款によるインフラ支援へと協力範囲が拡大していることを説明し、今後も科学技術支援などの人材育成をはじめとして、メコン地域への様々な支援を実施していく用意があると述べました。

アピシット首相は、これまでのJICAの支援に対する謝意を表明するとともに、金融危機回復への支援を要請しました。また、タイ国内の活動がメコン地域とリンクする重要性を認識し、今年は「日メコン交流年(注)」でもあることから、より一層JICAと協働してメコン地域での効果的な協力を実施していきたいと述べました。

JICAはタイに対して、持続的成長のための競争力強化、社会の成熟化に伴う問題への対応、周辺の開発途上国への共同支援の3点を柱として支援を行っています。公共交通機関の大量輸送網等のインフラ整備、環境、人材育成等を中心とした有償資金協力や、日本−タイ間の連携によるメコン地域やアフリカ地域への技術協力支援などを通じて、JICAのビジョンである、すべての人々が恩恵を受けるダイナミックな開発実現に向けた協力を展開しています。

(注)メコン地域諸国(カンボジア、タイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス)と日本の交流をさらに拡大させるため、2008年1月に開かれた「日メコン外相会議」において、2009年を「日メコン交流年」と定めることが合意されています。